ーOOO-クルマと女子とカメラの話
東京オートサロン2017の初日の午後に行って、写真をバシバシ撮ってきたよ、と言う話。
例年だと、野外でD1グランプリのプレイベントが行われて、ド迫力のドリフトが見られるのですが。昨年末のD1グランプリでの事故を受けてか、今年は中止になっていました。
会場周囲には厳重に金網がはってあったんだけど、これは一昨年見に来たときは無かった気がする。で、金網越しにクルマを撮るのは難しく、撮影ポイントは限られていました。
撮影慣れしてきた…、というか、どうせ上手く撮れてないのはわかっているので、バシバシ枚数を撮ってます。
で、家に帰ってからトリミングや色調整を行って、見られるものに仕上げる、と。
そういう一連の行為に馴れてきた、という感じ。
ヘルメットにガツンとピントが来ているのでカッコ良く見える一枚。
白っぽいクルマの場合は、思い切って暗い画面に仕上げて、クルマが浮かび上がるように調節するとカッコ良い感じ。
ワタシがオートサロンに来たのはこういう写真を撮影するのが主目的だったのです。
でも屋外は寒いし、途中で雨が降ってきたり。ということでホドホドのところで退散、幕張メッセ屋内に移動しました。
今年のオートサロンで気になったクルマを何台かご紹介。
コペン シューティングブレーク。
クリオルノースポール(→こんなの)を思い出しました。
荷物の積載量が増えそうで、実用的な提案という気もします。
audiTT 初号機。
リアタイア回りを下までカバー。フルカバーじゃなくて、ホイールが見えているのがかっこいいし、ブレーキの冷却にも良さそうな。
ホンダ T880。
ホンダのアクティをベースにした軽トラ。出展車両のなかで、個人的に最も手が届きそうなクルマ。ギラギラしたいかにも走りそうなクルマたちの中で、ちんまりと輝いて見えました。
で、オートサロンと言えばキャンギャルさんたちが華なわけで。
撮る上では、どういうふうに画面を整理するかが難しい。
たとえば、周囲に…というか背景にお客さんが映りこむので、これをどうしようかという話。
左上にお客さんが映りこんでいるのを、トリミングで見えにくくした事例。
写真としては、キャンギャルさんの目にピントが来てないのでイマイチなのですが。
でも、ちょっとピントがずれてお肌がフワッとうつってるくらいのほうがキレイに感じられる、と思う…。どーなんでしょうか。
和服なキャンギャルさんを、背景にあった桜の造花を生かして撮った一枚。
望遠レンズで背景をボカしちゃう、という乱暴な技も合わせて使ってみました。
ここまで背景を整理しちゃうと、「これはどこに行って撮った写真なの?」って話になっちゃうので、やり過ぎかも。
場内ではキツイ色のスポットライトを色々な角度から当てるので、写真が変な色になっちゃうし、女性の健康な肌の色つやというのは撮れない場合が多いです。
逆手にとって、変な色の方向に振ってみたのですが、どーでしょーかダメでしょーか?
クルマのイベントだったのですが、ドップリとカメラに向き合った一日でした。
機材ご参考(たいした装備じゃない)
ーOOO-強炭酸
強炭酸ペプシ、というのが売ってたのです。近所のセブンイレブンで、500mlボトルが128円だったかな。
もともとペプシはちっちゃい缶で強炭酸を売ってたのですが、これは缶コーヒーくらいの180mlサイズだったから、なんだか飲み足りない。「ホントに強炭酸なのかな?」と思っているうちに飲み干してしまう。
それが今回は500ml。
「強炭酸」、敵として不足なし。
そっとレジに運んで、レジ袋に入れてもらわずにソーッと持って出て、店先で飲むことに。
せっかくの強炭酸を殺すわけにはいかない。キャップをソーッとひねって、シュワーッていったらすぐ閉める。爆発物処理班のような繊細な指先で、そーっと、そーっと…
炸裂させることなく開栓処理に無事成功。
梅雨時とはいえ、蒸し暑い夜につめたい強炭酸ペプシを飲む!
どれほどスカーッとすんだろう!
期待しながら、ぐびり、と。
うん。
ペプシだ。
普通にペプシの味だ。
え、これ、強炭酸なの、か…?
驚くほど普通な印象に肩すかしを受ける。ま、期待値が高すぎたかな…と反省しながら、ぐびぐび飲む。
と、ゲップが。
げえええええーっぷ。
なんだ、この異常なゲップの長さは!?
胃の奥からこみ上げてくる、長く強烈なゲップ。
すげえぜ、コイツは確かに強炭酸だ! ヒャッハー!
強炭酸だと、飲んだ瞬間は普通のさわやかさなのに、ゲップだけが長く強調されてしまう。後味がスッキリしないというか、むしろ不愉快。
普通のコーラの炭酸の強さがいかに適切なものであるのか、ということを思い知ったワタシは、ふたたびコンビニへと入り、今度は普通のコカコーラを手にしたのであった。
ーOOO-陰陽、紫陽花
ペンタックスの K-S1 を愛用しているワタクシです。
お散歩用に、 smc PENTAX-FA 28-105mmF3.2-4.5AL[IF] というレンズを買ってみました。最近出たヤツじゃなくて、とっくに廃盤になっているレンズです。中古の良上品で9000円ほどでした。
このレンズはざっくり言うと、ホドホドに軽くて明るい、広角寄りのズームです。
今のワタシは PENTAX Q7 に 06レンズをつけて歩くのがお気に入りです。06レンズはF2.8通しの換算70-200mm。長いっちゃー長いんですが、ぷらぷら歩きながら見かけたノラネコの写真を撮るのには良い感じでした。
で、K-S1 でも、06レンズと似た感じに使える便利ズームが欲しいなーと思ったのです。
06レンズが換算70-200mmなのに対し、FA 28-105mmF3.2-4.5 は換算43-160mmということで少し広角です。
最短撮影距離が06レンズ1.0mに対し、FA 28-105mmF3.2-4.5は50cm。わりかし寄れます。
1/1.7センサーのF2.8は、APS-CだとF8.3。FA 28-105mmF3.2-4.5は06レンズより存分にボケを活かせます。
レンズ重量が255gと軽量なのも魅力でした。
さっそく近所で撮ってきた写真を。
玉ボケが、いわゆるバブルボケになってます。光の輪の周辺に色が付いていて、まるでシャボン玉みたいに見えます。
こういうのはボケが騒がしくなるので嫌われがちなのですが、ワタクシ的には味があって「アリ」だなー、と。
ということで、紫陽花で有名な寺に行ってきました。
花をきれいに撮るのは苦手だったんですが、調べてみたところ
1)主被写体は日陰にあるものを選ぶ
2)背景に明るいものを選ぶ
3)暗めに撮ってみる
4)現像で明るく仕上げる
ということでこんな感じの写真ができあがりました。おお、良い感じ。
現像で頑張っちゃうと、レンズやカメラそれ自体の評価が難しくなるわけですが、まあいいじゃない。
なんかけっこう良い感じですよね(自画自賛)。
持ち歩いて振り回しても、重さを感じず疲れない。夢中になって撮影してました。撮る気になる、撮る気が削がれないのはワタクシにはちょうど良い。
軽いカメラ本体に軽いレンズを組み合わせ、あちこち歩いてあれこれ撮って、この夏は腕を磨きたいです。ハイ。