ーOOO-ドラムライン

 こないだ映画ドラムラインのサントラCDを買いました。
 んで「え、ドラムラインって何?」というのを説明するために検索していたら、こんなのを見つけました。
  
 これは映画をぜひ劇場で見ておくべきだったなと後悔しました。
 ドラムラインでは本来は広いスタジアムで演奏が行われているわけだけど、演奏者がいるグランドから観客がいるスタンドまで距離が遠そうだ。細やかでダイナミックな演奏を見るには遠すぎる。あと音速の問題で、距離が遠いと音と動きに差を感じることになる。それからスタジアムは音楽的な音響は考えてなさそうだ。
 だから、激しくも細やかな動きや素晴らしい音をキチンと魅せるために、このドラムラインは「映画」という表現スタイルをとったのではないだろうか。
 DVDをレンタルしてきて、小さい画面のテレビのショボい音響で見ても、仕方がないのだ。やっぱしデカい画面の素晴らしい音響で見なければ。


 あとこんなの見つけました。
  
 ドラムラインとは違うんですが、これまた素晴らしい。
 舞台で栄えるようなパフォーマンスや演奏が続きます。ブラストは「舞台」という表現スタイルをとったわけですね。
 YouTubeで見てこれだけスゴいんだから、ちょっと生で見てみたくなりますね…とおもったら、ちょうど8月に東京公演があるとか。えー?どうしようかなー?


 話は戻るというか、逸れるというか、ナニなんですが。
 ドラムラインのムービーを見ていたら、古代ローマとかの戦争では歌を歌う兵隊がいたらしい、というのを思い出しました。
 戦闘中に兵隊を鼓舞するために、太鼓をたたいたり歌を歌ったりするための兵がいたらしいんですな。要所要所で演奏する音楽を変えることで戦闘中の兵隊に「ガンガンいこうぜ」とか「いのちだいじに」みたいな命令というか作戦というかムードを作り出していった、と。
 「戦争の最中に曲?」とかいうと変な気持ちになりますが、でも野球だってサッカーだって応援歌があるじゃないですか。で、あれって「ガンガン攻めていけ!」とか「ここがチャンスだ!」「守れ守れ!」みたいなムードを選手たちに伝えているでしょ?
 ワールドカップとかでは、敵のチームの応援歌が鳴り響いて自分のチームの応援歌が流れないと「アウェーだなぁ」という気持ちが増すものらしいし、その逆に自分のチームの応援歌であふれているとイケイケムードになるものみたいです。
 で、戦争中に一糸乱れぬ応援歌が鳴り響いたら、敵はビビるし味方は鼓舞されるし、そりゃもうスゲェだろうなぁ。


 …とか書きながら検索かけてたんですが、どこにも「戦争中に歌を歌う兵隊がいた」なんて記述はないんですな。
 あれ? おかしいな? アレってロードス島戦記かなんかの中だけの話だったのかな?