ーOOO-昨日のできごと

 昨日はアルファブロガー・アワード2010の表彰式を見に行ってきたですよ。
 

 この日はパーティー会場にわんさかお酒があったので、表彰式そっちのけでビール飲み飲み、ハイボールもチューハイも飲みーの。ワタシはホントは人見知りなんだけど、お酒の力を借りつつ頑張って話しかけーの、盛り上がりーので、表彰式そっちのけで楽しんでまいりました。
 AMNさん主催のパーティーということで、AMN系のブロガーミーティングで見知った人たちがチラホラ。モノ系のイベントの最中だと、お互い話すことってなかなか無いんですけど、この日は「やあやあ」「どもども」。
 んで、過去のイベントの話になって、そのときに書いた記事の話で「ああ、アレ読みましたよ」と言っていただきました。一生懸命書いた記事を、確かに誰かに読んでもらった! という手応えは、嬉しくもあり恥ずかしくもあり。
 自分がブログを書いているときに、砂浜に五寸釘を打ち込んでいるような手応えのなさというか、見つけてもらえないだろうなぁ…という諦めというか、そういうむなしさを感じることがあるんだけど。でも、とにかく読んでくれてる人がいた!というのは、はげみになりました。
 それから、同じ一つのイベント・一つのモノを取り上げて記事を書いているはずなのに、みんな見事に角度が違う、という話になって。自分にはああいう風にはかけなかったなぁ、みんなすごいなぁ。お互いの記事を書く苦労が透けて見えました。
 こういうイベントは知らない人と出会えるのも良いところ。はてなダイアリーを使っているワタクシとしては「傘をひらいて、空を」さんの名刺をいただいたのが超ウレシかったです。


 イベントそれ自体の感想はあんまり書けない(というか思い出せない)んだけど、以下思ったことをツラツラと。
 アルファブロガー・アワードの感想について検索すると「終わってる」的な意見がチラホラ見られるけれど、逆に言うと「終わってる」と言及される程度に大きなイベントなワケで。どうでもよかったら無視されちゃうわけだし。
「選考基準が不透明」的な言及もあったけれど、このイベントに関しては一般投票で行われてるわけだし。コレ的な意見は、文学賞であれ映画の賞であれチラホラ聞くわけで。
「エントリーされたブログにマイナーなブログが混ざっている」という意見もあったけれど、そういう知られていないブログに光を当てるのがこのイベントの趣旨だと思うので。
 あと「内輪向け」という意見もありましたな。でコレ考えるに、AMNの主催のイベントなので、どうしてもAMN参加ブロガーが多くなっちゃう。でもそれは悪い部分ばかりじゃなくて、投票者自身も書き手である人たちに選ばれる賞になっている、という部分が面白いところ。


 いまはブログだけの時代じゃなくなってて、ツイッターフェイスブックの時代が来てるし、ニコニコ動画USTREAMで活躍している人もいるわけで、そういういろいろな人にも何か賞をあげたい感じはします。
 というときに、時代に合わせて毎回ジャンル分けや投票方法を工夫しているのがアルファブロガー・アワードの面白いところ。
 「アルファブロガー」という言葉の意味が薄れていって、「アルファブロガー・アワード」という賞の重みだけが残っていけば良いんじゃないか、だからこのまま続けていけばいいんじゃないかなーと思うワタクシなのでした。ホラたとえば、「直木賞」って言うときに、「直木三十五」を思い出すヒトって少ないでしょ?
 あと、「アルファブロガー・アワード」じゃダメだ! という人たちの中から、新しいウェブの賞が生まれるといいんじゃないかなー、とも思ったり。小説や映画に比べてネットで発表されるコンテンツは非常に多いのに、小説や映画に贈られる賞はすごく多くて、ウェブのコンテンツに贈られる賞はあまりにも少ないと思うのです。