ーOOO-ぼけぼけもやもや

 
 そういうわけで写真撮りまくり中のワタクシです。
 例の爆安中古ズームレンズは「カチッ!」とピントが決まらなくて、全体的にボンヤリと甘い感じがします。
 直線的なモノを撮るより、こないだみたいに花とかをドアップで撮るのがよいレンズなのかな?
 こういうピントの甘い写真って、昔は失敗したなーとしか思わなかったけれど。こうしていろいろ撮ってみると、どこかふわっとしてイイ感じですな。

 というところで純正の標準レンズに取り替えてバシッと撮ってみると、カチッとした写真が撮れて、はー、これもいいなー、と。
 撮りたいモノがあって、その風景を引き出してやるには甘く撮ったほうがいいのか、カチッと撮ったほうがいいのか、主題によって選択の余地が出てきました。
 お、だんだんカメラ、奥深くなってきたなぁ。

 
 それから、甘い甘いとおもっていたズームレンズなんだけど、開放ばっかり使ってないでF8くらいまで絞ってやると、グーッと奥までピントが合うようになりました。
 フェンスに押しつけるようにしてガッチリ固定して撮ると、かなりおくの路面までピントが合ってることがわかります。
 うーん、奥深い。


 最近は人の気配のする風景写真が好きになってきたのですが、うっかり人物を写すと、プライバシーの問題でなかなか大変な昨今です。
 かといって、顔にモザイクをかけるのも無粋な気がします。
 
 ということで、思い切ってスローシャッターを多用しているワタクシです。
 雑踏っぽさが出ると同時に、動いていないヒトが浮かび上がってきて、写真の主題になるのです。
 スローシャッターだと、主題になっている人物それ自体も微妙な手ブレのせいでボケるのですが、この場合結果オーライ。
 
 「カメラを構えているヒト」なんていうのも、顔にボカシを入れなくてすみそうなのでイイ感じ。
 …とかおもったんだけど、どーなんだろうコレ? グレーゾーンな感じがしますな。
 これ、みんなにはオススメしません!