ーOOO-オープンバスでスカイツリーへ!
こないだのお休みは、有楽町から丸の内にかけてブラブラチャチャチャと散歩してたのです。
不意に目の前を、屋根をオープンにした陽気なバスが通り過ぎていくじゃああーりませんか。
うわっ、いいないいな、いつか乗ってみたいなぁ。
乗っちゃった♪
これは「スカイホップバス東京」といって、つい先日の6月30日から運行が開始された、出来たてホヤホヤの定期観光オープンバスなんですよ。
都内をぐるぐる回る観光バスにもいろいろありますし、オープンバスもチラホラ見かけるようになりました。
そんな中で、このスカイバス東京の特徴は「乗り放題の定期観光オープンバスである」ということです。
まとめると…
- 乗り放題である
- 24時間コース(大人1800円)と48時間コース(大人2500円)がある
- たとえば24時間コースの場合、昼12時にチケットを買ったら、翌日の昼12時まで有効
- 定期バスである
- 停留所があるので、コースの途中で乗り降り自由
- 事前に予約が必要無い
- オープンバスである
- 寒い場合は毛布を貸してもらえるらしい
- 雨が降ったら、カッパを着るらしい
- 観光バスである
- バスガイドさんの東京案内が聴ける
そして、選べるコースは3つあります。
丸の内三菱ビル前を起点に、一周70〜120分程度のコースです。
んでとりあえず今回は、浅草・東京スカイツリーコースでGO!
バスは丸の内から秋葉原方面へと向かいます。
と、目の前に日本橋がぁぁ!
低い低い低い!
手を伸ばせば、橋の下に触れそうな低さ!
実際、このバスはフツーの観光バスより座席の位置が高いです。
日本橋の麒麟の翼が、目の高さにあります。
上を通る橋の位置や横を歩いている人たちと比較して、スカイバスの座席の高さを感じてみてくださいな。
…などといっていると、さっきよりもあからさまに低い橋がやってきたぁぁぁ!
と、スカイバスは秋葉原に突入です。
人通りの多いところでは、周囲の視線がまぶしくて恥ずかしいですなぁ。
とにかく高いバスなので、周囲にのぞき込まれるということはありません。常に見下ろす立場になるので、逆に周囲の賑わいと隔絶されたような感じ、というか。
そのくせ、天井がなくてオープンなので、周囲のニギヤカさが耳に直接飛び込んできます。
風も日差しもモロに受けるので、自然と一体になったような…というと大げさなんですが。
でも、たとえば新幹線の2階席に乗ったら、それはそれですごく楽しいけれど、窓があかないじゃないですか? っていうか、窓を開けたら大変なことになるじゃないですか?
スカイバスは、風を感じられるような速度でゆるゆると進んでいきます。
浅草から隅田川を渡ると、スカイツリーの存在感がグーッと増してきます。
ここからは、信号を一つ超えるたびに、どんどんタワーが大きくなっていきます。
ぐんぐん迫ってくる様子を、ずーっと見て。
どんどん高くなっていくから、首をかたむけて、上を見上げて。
「迫ってくる!」「デカい!」を思いっきり感じる事が出来るので、スカイツリーを見物するなら、1度はこのバスに乗ってみるべきではないでしょうか。
もちろん乗り降り自由の定期観光バスなので、ココでいったん降りて、スカイツリーやソラマチを見物するのもよいのではないでしょうか。
このあとこのコースでは、元来た道を引き返して丸の内三菱ビルに向かいます。
さてさて、残りのコースはどんな風景が見られるのでしょうか?
という話はまた今度。