ーOOO-アンナプルナ

 腰痛気味なので、なるべく動かないように腰をいたわりながら休日を過ごしているワタクシです。こんにちは。
 映画鑑賞なんかは、椅子に座ってるだけなので、腰に優しい休日の過ごし方と言えましょう。
 んで先日は、山岳救助モノのドキュメント映画が公開になったので、ちょっくら見てきたのですよ。


 んで、そのあらすじは。
 ヒマラヤ山脈のアンナプルナ山は、登山家の5人に2人が命を落とす世界で最も危険な山で「キラーマウンテン」とも呼ばれている。
 この山の7400mを越えた地点で、二人組の登山家のうちの1人が重い高山病を発症。彼らの発したSOSを受け、冒険家13名が世界中から集結。最も危険な山岳救助活動が開始された…。
 で、この映画は、当時救助作戦に参加した登山家たちへのインタビューによって構成された作品なのでした。
 どうです? 面白そうでしょ?
 この映画に関しては、佐々木俊尚さんが実に魅力的なレビューを書いているので、ぜひこちらもご一読を。


 ワクワクしながら見たのですが。
 なんだか淡々と話が進んでいく。
 これ、インタビューによって構成された映画なので、あんまりハラハラしない。
 事件の再現映像はごくわずか。それから当時の記録写真が少々と、ごくわずかな記録映像が使われる程度。
 過剰な演出を押さえた、と見ればコレはコレでありなんだけど。でも「奇跡体験!アンビリバボー」あたりの再現ドキュメントがいかに良く出来ているかを痛感させられながら、睡魔と戦ったワタクシだったのでした。
 コレ、映画というよりむしろ、小説か何かにしてもらったほうが良かったかな…。


 映画見てる最中に腰痛がぶり返してきて、ジワジワ痛くなってきた腰を右に左に動かしながら耐え続け、映画館を出たら痛み止めを飲んで家に直帰したワタクシだったのでした。