ーOOO-陰陽、紫陽花

 ペンタックスの K-S1 を愛用しているワタクシです。
 お散歩用に、 smc PENTAX-FA 28-105mmF3.2-4.5AL[IF] というレンズを買ってみました。最近出たヤツじゃなくて、とっくに廃盤になっているレンズです。中古の良上品で9000円ほどでした。

 このレンズはざっくり言うと、ホドホドに軽くて明るい、広角寄りのズームです。


 今のワタシは PENTAX Q7 に 06レンズをつけて歩くのがお気に入りです。06レンズはF2.8通しの換算70-200mm。長いっちゃー長いんですが、ぷらぷら歩きながら見かけたノラネコの写真を撮るのには良い感じでした。
 で、K-S1 でも、06レンズと似た感じに使える便利ズームが欲しいなーと思ったのです。
 06レンズが換算70-200mmなのに対し、FA 28-105mmF3.2-4.5 は換算43-160mmということで少し広角です。
 最短撮影距離が06レンズ1.0mに対し、FA 28-105mmF3.2-4.5は50cm。わりかし寄れます。
 1/1.7センサーのF2.8は、APS-CだとF8.3。FA 28-105mmF3.2-4.5は06レンズより存分にボケを活かせます。
 レンズ重量が255gと軽量なのも魅力でした。


 さっそく近所で撮ってきた写真を。
 
 
 玉ボケが、いわゆるバブルボケになってます。光の輪の周辺に色が付いていて、まるでシャボン玉みたいに見えます。
 こういうのはボケが騒がしくなるので嫌われがちなのですが、ワタクシ的には味があって「アリ」だなー、と。


 ということで、紫陽花で有名な寺に行ってきました。


 


 花をきれいに撮るのは苦手だったんですが、調べてみたところ
1)主被写体は日陰にあるものを選ぶ
2)背景に明るいものを選ぶ
3)暗めに撮ってみる

4)現像で明るく仕上げる
 ということでこんな感じの写真ができあがりました。おお、良い感じ。
 現像で頑張っちゃうと、レンズやカメラそれ自体の評価が難しくなるわけですが、まあいいじゃない。


 
 


 なんかけっこう良い感じですよね(自画自賛)。
 持ち歩いて振り回しても、重さを感じず疲れない。夢中になって撮影してました。撮る気になる、撮る気が削がれないのはワタクシにはちょうど良い。
 軽いカメラ本体に軽いレンズを組み合わせ、あちこち歩いてあれこれ撮って、この夏は腕を磨きたいです。ハイ。