ーOOO-お見舞い
今日はお見舞いに行ってきた。
田舎の親戚のおじさんがガンになって、こちらの病院に転院してきたのだった。
あんまり具体的には書けないのだが、誤診ってヤツなのだった。
世の中に誤診があるってことは知っているし、「医者も選ぶ時代だからあちこちの病院に行った方が良いよ」なんてなコトを言ったりすることもある。
しかし、ドラマとかニュースとかじゃなくて「誤診は、ある」っていう事実が目の前に現われると、がく然とする。
地元のお医者さんに行って、「それはコレコレこういうことだから、こういう治療をしましょう」と言われて、治療を受けるわけだ。
そしてなかなか治らない。
「年齢のせいもあってなかなか効果は現われないかもしれませんが、辛抱強く治療を続けましょう」なんて言われて、辛抱強く治療を続けていたのだ。
しかし自分の立場だったとして、そこで医者を変えようと思えるかどうか? よほどひどくならない限り、先生を信じて治療を続けちゃうんじゃないだろうか?
それが誤診だっただなんて。
だがその一方で、お医者さんだって人間なんだから、間違うことだってあるだろう、と思う。
そして、お医者さんは間違うことを許されない仕事だ、とも思う。
なんかいろいろ考えると、頭の中がぐちゃぐちゃになって、ワタシにはうまく言えない。
おじさんの経過はとても順調で元気そうだったので、まずはひと安心だ。