ーOOO-小梅ちゃんの甘酸っぱさについて

 クソ暑い職場なので、塩飴とかをなめて仕事しているワタクシです。
 ほかにも塩キャラメルとかスイカ果汁入りとか、あれこれなめてみたのですが、昨今のお気に入りはロッテ「小梅」なのであります。


 かなり久しぶりに食べたんだけど、感心しちゃいましたよ。良くできてますね。
 表面には酸っぱくてしょっぱいパウダーがまぶしてあって、「すっぱい!」と一瞬思うんだけど、そのあとは甘酸っぱいキャンディーの味がします。
 で、中心部には梅肉エキスがつまっていて、キャンディーで甘くなった口の中にサッパリした酸味が広がり、すっきりした後味になる、と。


 んで、オッサンになってから食べる小梅ちゃんは、甘酸っぱさが一段と高まっているように感じられるのでありました。
 というのは、キャンディーの包み紙が昔は透明なビニールだったんだけど、今は一つ一つに小梅ちゃんの顔が印刷してあるのです。
 で、包み紙の小梅ちゃんが問題なんだ、コレが。
 横顔だと問題ないんだけど、たまーに正面顔で、酸っぱそうな顔をしているモノがある。
 見ようによっては、コレ、「キス顔」に見える。
 で、そのキス顔した小梅ちゃんの包み紙を破って、小梅を口に入れる。
 普通のキャンディーよりも小さいから、「ポイッ」「パクッ」という感じじゃなくて、「チュッ」と吸い込む感じになる。
 酸っぱいから、つい口をすぼめてしまう。
 意図せず、こちらもキス顔になってしまう。
 そして押し寄せる甘酸っぱさ。


 …ってか、アホじゃないのオレ!?
 しかし、ついウッカリ意識してしまうと、小梅ちゃんの甘酸っぱさが、ボクの心のやらかい場所を、今でもまだ締め付ける…というワケなのでありました。