相手の血液型を当てる裏技 ーOOO-
それは中学生のころの話。
ある日の休み時間、
みんながクラスでくだらない話をしている時、
友達のクラスの担任の先生は
「オレは血液型を当てるのが得意だ!」
と、豪語してたのだそーな。
ある日の休み時間、
みんながクラスでくだらない話をしている時、
友達のクラスの担任の先生は
「オレは血液型を当てるのが得意だ!」
と、豪語してたのだそーな。
それはつまり
「今までの教師生活によってつちかわれた観察眼により
生徒の普段の素行、クセ、成績などなどをミックスして
ほぼ完璧に見破ることが出来るようになったのだ…」
ということらしかった。
そして不意に
「おい、○○、おまえの血液型を当ててやろうか?」
と友達に言ったのだそうな。
「今までの教師生活によってつちかわれた観察眼により
生徒の普段の素行、クセ、成績などなどをミックスして
ほぼ完璧に見破ることが出来るようになったのだ…」
ということらしかった。
そして不意に
「おい、○○、おまえの血液型を当ててやろうか?」
と友達に言ったのだそうな。
んで、友達は
「血液型占いなんか、ケッ!」
とか常日頃から言いがちな男であった。
「血液型占いなんか、ケッ!」
とか常日頃から言いがちな男であった。
先生は
「オマエの普段の生活態度とかから見て…
血液型は…
そうねぇ…
そうだ、A型だ!
A型に違いない!」
「オマエの普段の生活態度とかから見て…
血液型は…
そうねぇ…
そうだ、A型だ!
A型に違いない!」
「いーえ、違いますー。
O型だもんねー!」
勝ち誇ったようにイヤな笑みを浮かべて
友人はそう言った。
O型だもんねー!」
勝ち誇ったようにイヤな笑みを浮かべて
友人はそう言った。
先生は顔色ひとつ変えずに
「んじゃ、
オマエのお父さんかお母さんがA型だろ?」
と言った。
「んじゃ、
オマエのお父さんかお母さんがA型だろ?」
と言った。
負けた、と友人は思った。
そして
その言い回しはズルイ、とも思った。
それじゃデタラメ言っても当たるに決まってるジャン。
家族とか兄弟とか親戚まで含めちゃったら
いつか当たるに決まってるジャン、と。
そして
その言い回しはズルイ、とも思った。
それじゃデタラメ言っても当たるに決まってるジャン。
家族とか兄弟とか親戚まで含めちゃったら
いつか当たるに決まってるジャン、と。
そして今。
友人は合コンとかで初対面の女の子に
「ねーねー、オレ、血液型当てるの得意なんだよー!」
とか言って
テキトーに血液型を当てまくって
人気者になっているとかいないとか。
友人は合コンとかで初対面の女の子に
「ねーねー、オレ、血液型当てるの得意なんだよー!」
とか言って
テキトーに血液型を当てまくって
人気者になっているとかいないとか。
2005/7/22 0:15追記
ゲストブックでatukitさんという方に
「血液型を当てるのって簡単なんですねー」
とコメントをいただいたので、
改めて解説を。
「血液型を当てるのって簡単なんですねー」
とコメントをいただいたので、
改めて解説を。
日本人の血液型の分布は、Wikipediaによれば
したがって、初対面のヒトに
「あなたはA型ですか?」
と尋ねれば、40%の確率で当たってしまう。
- A型 - 約40%
- O型 - 約30%
- B型 - 約20%
- AB型 - 約10%
したがって、初対面のヒトに
「あなたはA型ですか?」
と尋ねれば、40%の確率で当たってしまう。
さらに、本人、父、母の3人が「A型ではない確率」は
60%×60%×60% = 21.6%
60%×60%×60% = 21.6%
したがって、
初対面のヒトとその父、母のいずれかがA型である確率は
初対面のヒトとその父、母のいずれかがA型である確率は
78.4%!!!
という、高い確率になる…
って、あってますか、この計算?
って、あってますか、この計算?