今、大量の小銭を両替すると、イヤがられる ─◯◯◯-

つい先日、「今、500円玉を両替すると怪しまれるのか?
という記事を当ブログで掲載したばかりだが、
今日はその続報。

私がデカイ缶で500円玉貯金をしていると聞いて以来、
マネして小銭を貯金している友人がいる。
先の記事で「以前この缶に15万円貯めた」と書いた男だ。
この友人は私と違い、特に500円玉にこだわると言うことはなく、
小銭なら何でもとにかく貯金していくというスタイルだった。

彼は普段は小銭入れを全く持ち歩かず、
ポケットの中で小銭をじゃらじゃらさせていて、
家に帰るととにかくその小銭を全部缶の中につっこむという
男らしく、かつコツコツ感の薄い貯金スタイルを取っていた。

私と違い、缶にきっちりとフタをせず、
月末に生活に困ると小銭を取り崩し、
うっかりすると月の頭から小銭を取り崩すのだと聞いていたが、
このたび、めでたくまたもや一缶ギッチリ貯まったので、
銀行に両替に行って来たという。

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                                   (※画像はイメージです)

ほんでもって意気揚々と銀行の窓口にドーンと缶をおいて、
「預金お願いします」
と頼んだら、
「小銭の預金は、それぞれの硬貨の種類を分けて、枚数を数えて、
 入金票に金額の記入をお願いします」
(ホントはもっとへりくだった、ていねいな言い方だと思われる)
と言われ、
「はぁ~!?」
と周囲を見回すと、銀行の壁のそこかしこに
「硬貨の貯金の際は金種別にわけてうんぬん」
と書いた紙が貼ってあるではないかっ!

去年はなにも言わずに受け取ってカウントしてくれたはずなのに…。
これから行くトコあるのに…。時間無いのに…。
一瞬呆然と立ちつくしていたら、受付にいたオバチャンが
「ワタクシも一緒に数えさせていただきます」
ということで、受付のオバチャンと二人で数えたのだそうな。

「こういう風に大量の小銭が混ざった貯金箱の中には、
 ゲーム機のメダルですとか、釘ですとかが混ざっていまして
 両替機の故障の原因になりますので…」

といったような説明を聞きながら、
小銭をちまちま種別ごとに仕分け。

「おやおや、小銭の貯金ですのに、
 あらあら、100円玉と500円玉がこんなにいっぱい。
 まあまあ、お客さま、頑張って貯金なさいましたね」

とかお褒めのコトバをいただいて、

「はあ、まあ」(テンション低い)

結局22万円貯まっていたのだそうだが、
ものすごい時間をロスして
次の仕事の待ち合わせに遅刻したのだそうな。

あんまりにも悔しかったらしくて
今日私の仕事中にヤツは
「ねー、聞いてくれるぅ?」
と電話してきてた。

今日の教訓
 ◎大量の小銭を預金するときは、金種別に仕訳して合計金額を出すこと
 ◎まさか、ヤツがオレより小銭を上手に貯金するとは…
 ◎まさか、まさかなぁ…