セカチューと、愛のカギ ─◯◯◯-

タロキチ倶楽部さんの「世界の中心で愛を叫ぶ」という記事より。
なんでも、
劇場版世界の中心で愛をさけぶのロケ現場は
人気のスポットとなっていて、
その中でもブランコのある公園は
訪れたカップルが永遠の愛を近い
フェンスにカギをかけて帰っていくのが
流行なんだとか。

あーん?
オイラもセカチューは見たけど、
フェンスにカギ掛けるシーンなんてあったかぁー?
っつーか原作もドラマも見たけど
そんなシーン無かったはずだがなぁ?
…たぶん無いはず。
…あったんだっけ?

てな事を思いつつ、
早速劇場版セカチューをDVDにセットしてサーチ…
…ん~。
やっぱブランコのシーンで
二人はフェンスにカギなんか掛けてないよ。
っつーかフェンスにカギは一個も見あたらなかった。

映画にはなかった行為なのに
公園のフェンスにカギを掛けちゃう行為が
なんで流行りだしたんだろうか?
それは
噴水があると、ついうっかり小銭を投げ込みたくなるような、というか
船の先端部分で、なぜだかついタイタニックしたくなっちゃうような、というか
そういう条件反射的な
ついなんとなくやっちゃう行為なのか?

あれこれしらべてみたら、
先日の四国新聞
ブランコ横のフェンスにカギを掛けるカップルがいる
という記事が掲載されていたことが報告されている
このブログをよく見てみると、
なんかこのヒト、やる気まんまんで
カギを売りまくってますよ
なんだこれ。

どうもこのブログの主は
セカチューに便乗してはじめたお土産物屋さんで、
最初はセカチューと全く関係ないグッズを売っていたのに
今ではヤフオクに店を出すなど、
なかなか手広く商っているようだ。
なんだかなー。
まーいーけどよ。


んで、
 「フェンスにカギを掛けて恋人同士が愛を誓うっつー伝説は
  けっこうあちこちにあるよなー?」
と思ってなんとなくあれこれサーチしてみたら、
愛のカギ伝説の中には
編集者がでっち上げた噂が一人歩きしてしまった例というのもあるらしい。
“ロマンティックな名前(字面)”との理由オンリーで選んだ
穴吹町の恋人峠(読み方は“こいととうげ”)。
その周辺のフェンスに、カップルでカギを掛けると恋が成就するという、
記事をホントっぽく記事にしちゃうという内容だった。 
                       (中略)
買った3つ錠前をもって、適当にフェンスにカギをかけて、
適当に写真とって、適当に記事を書いて、本に載せちゃったんです・・・・・・・・。
その3ヶ月後、バカ編集者が作ったいい加減な噂が、
某徳島で一番有名な新聞の社会面トップ記事を賑わすこととなる。
…なーんか、コレも途方もない話なんですけど。