ーOOO-宗教の禁断の秘技

 いつも愉快な弊社の愉快な面々であったが、疲労の色は濃く。ムダ話をするけれど、ネタもつき。
 そして弊社に静寂が訪れる。
 それでもポツ、ポツと話をしていたら、なんのはずみか
「宗教のなかに、みんなが勝手に全裸でエッチするような宗教があったじゃん?」
とかいう話になる。いきなり盛り上がるワレワレ。
「マ、マジっすか? なんかソレすげー興味あるんですけど?」
「ほんとほんと。なんか、崇高なるパワーの交換だとか、神秘なる儀式の一環としてとか、なんかヘンな理屈をつけて、みんなでヤッちゃうらしいんだよ!」
「うわー、それチョーいいじゃないっすか!」
「毎日そうなっちゃうと、けっこー飽きちゃってエッチがイヤになったりするもんらしいよ?」
「ホントにそうかなあ? 飽きるほどエッチがしたいっす!」
「よし、とりあえずお前、偵察に行ってこい!」
「や、でも、フツーにすげえ美人のコとかは競争率が高くって、そうじゃないゼーンゼンそういう気分になれないオバちゃんとかに迫られまくったりして」
「ソレ、ありそうだなー」
「仕方ないんじゃん? そういうものなんじゃないの? あと、フリーなわけだから、男同士でって可能性もあるよな」
「…あー。」


 そしてまた、弊社に静寂が訪れる。