ーOOO-まだまだプレイ中
気が付けばMOTHER3の発売から一カ月ちょっとたったんだけど、いまだにクリア出来ずに遊んでいる真っ最中のワタクシなのだった。
いや、ホラ、何年も何年も発売を待ちに待っていたゲームだから、あっさりクリアしちゃうともったいないじゃーん? みっちりと腕立て伏せをするようにレベル上げをしながら、ストーリーをじ〜んわりと隅々まで楽しんでいるって訳ですよ。うふふふふ。
同じくMOTHER3の発売を楽しみにしていた友達は、発売から一週間ほどであっさりとクリアしてしまった。
ちんたらちんたらプレイしているワタシに、友人はゲームの感想が言いたくって言いたくって仕方がないらしいのだが、慎み深い友人はネタばれしないように注意を払いながらワタシに話をあわせてくれている。
んでワタシが「あそこのシーンであんなことがあって笑ったよなぁ?」みたいなことを言ってたら、早解きしてしまった友人は「何ソレ? 見たことない!」とか悔しがって、あらためてイチからMOTHER3を解きなおしはじめたのだった。
ククククク、我こそは、MOTHER3を楽しみにしていた男!
隅から隅まで歩き回り、ストーリーの取りこぼしのないように、丹念にゲームを進めている男!
と、思っていられたのも先週の金曜日までのことだった。
実のところ、ワタシはどうも引っ掛かっている部分が一カ所あって、ソレのせいでここ10日ほどというもの、なかなか話が前に進まなくなっていた。
それは何かアイテムを取り忘れたのか? どこか別な場所で何かのイベントを先にクリアするのか? よくわからない。
なんだか急にどこに行って良いのか分からなくなって。何度もトンネルをくぐったり山に登ったりしてあっちこっち歩き回って、ゲームとはいえ歩き疲れてくたびれた。
んで先週の金曜日のこと。
その日発売のファミ通のMOTHER3攻略記事は、まさにいま自分が悩んでいる部分だった。
ふだん何げなく読んでいると「こんなにゆっくりゲームを進めるヤツはいないってば」と思うくらい、ゆ〜っくりとしたペースで進むはずの攻略記事より、自分はおくれていた事に気がついた。
レベル上げばっかりしてたとは言え、さすがに遅すぎたかな? ちょっと反省する。
手詰まりだったこともあって、やむなく攻略記事を読んでみた。
改めてファミ通の攻略記事を読んでいると、これがけっこう良くできている。
記事の冒頭には、すごく大ざっぱなストーリーの進行順序が見出しでズラッと書いてある。それぞれの見出しには番号が振ってある。で、気になる部分というか引っ掛かっている部分の番号を見て、参照するべき部分の記事を読む。記事本文も簡潔な説明に止まり、「謎は自分で考えてね」みたいな感じ。あくまでも「攻略のヒント」の立場を貫く。
ヒントを欲するプレイヤーが、知りたいことだけを知り、知りたくないことは知らなくて済むシステムになっていた。
そして、どうやら自分はイベントをクリアする順番がめちゃくちゃだった、ということに気が付いた。
ワタシの今回のプレイスタイルは、経験値を上げやすい場所を見つけたら延々と経験値を稼いで、十分なレベルに達したところでイベントをこなしていく、というものだ。
で、本来進むべきストーリーを無視して延々と何日も経験値を上げていたので、「さあ続きを…」と思った時には進むべき道を忘れてしまっていたのだ。
うむー、失敗失敗。
ココでほかにMOTHER3を遊んでいる人にまったくネタばれしないようにするために、ファミ通攻略記事の進行順序の番号だけを使って説明するならば。
7章を、1→10ときて、11を全部しないで15に飛んで、16→18、19がうまくいかなくてうろうろしているうちに22へ行って、23→25といった感じ。
うわ、やってないことがいっぱいあるよ!
自分の「隅から隅まで歩き回り、ストーリーの取りこぼしのないように、丹念にゲームを進めている男!」というちっぽけな自信が、ぐらぐらと揺らぐ。
んで、あわててそれらをクリアしに行った。
いやー、順番どおりに進めると、ぜーんぜん迷子にならないですむんだなぁ。すごく親切なゲームだ。
しかしやっぱり、19の部分で詰まってしまった。
あんまりメチャメチャに解いていたから、もうフラグを立てられないんじゃないか? ものすごく不安になった。
で、ファミ通の攻略記事を読んだけれど、説明はなかった。「謎は自分で考えてね」のスタイルが裏目に。どうすりゃいいんだか、まったくわっかんねぇー!
で、仕方なく友人にヒントをもらうことにした。
そのころ友人はすでに、MOTHER3の3周目のプレイに突入していた。
今や、ヤツこそが、MOTHER3を楽しんでいる男!
隅から隅まで、取りこぼしのないように丹念にゲームを進めている男!
負け犬気分で頭を下げて、ゲームのヒントをもらった。
「いやー、前から話を聞いてたけど、おまえは結構メチャクチャにゲームを進めてたよねぇ? んだから、『えーっ、そっからそこに行くのかよ!』 とか思ったんだけど、ネタばれするのも悪いかなーと思ってさぁ」
がーん。
んでもって、教えてもらった答えは非常に簡単なものだった。「ズルいよそれ」と思うような、謎じゃないっつーか、むううう。
その後は謎に詰まる部分もなく。
すいすいとゲームを進めようかなーと思ったんだけど、敵があっけなさすぎて… というか自分が強すぎて、ドドドッとシナリオが進んでしまう。
だから今度は、自分に良い感じにワザとゆっくりすすめるのが大変だ。
すれ違う敵に走りながら体当たりするだけで、どんどん敵が死んで行く。わっはっはぁ、やっぱ自分が強いと気分爽快だなっ!
で、おととい「Lボタンを押しながらAボタン連打すると、戦闘が早く終わる」ってことに気が付いちゃったので、またもやゲームを進めずにレベル上げに熱中しております。
現在7章終盤で、ウチの主人公はレベル71となっております。
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