ーOOO-万歩計といっしょ
行きつけのスポーツクラブで、
「来年の6月30日までに2100キロ歩けたら、北京オリンピック観戦ツアープレゼントに応募できるキャンペーン」
というのが始まったんですよ(→詳しくはコチラを)
なんか鬼のようなキャンペーンだよな。
- そもそもこのスポーツクラブの会員である必要がある
- ますオリジナルUSB万歩計を買う必要がある
- 参加費を500円払う(合計2100円)
- 来年の6月30日までに2100キロ歩く
ここまでやって、ようやくプレゼントに応募できる!
応募できるだけ!
当たるかどうかわかんない!
なんだよそれ、ワケわかんないよ。
こんなの、ダレが応募するんだよ!?
…オレか?
ってか、オレしかいないんじゃね?
応募者が少なそうだから、スゴいチャンスな気がしねぇ?
そーいうの、キライじゃないのよ。
っつーことで、さっそく万歩計をゲットです。
スポーツクラブの受付のおねーさんに、チラシを片手に「コレに応募したいんですけどっ!」と言ったら、なんか書類にサインさせられたんだけど、どーもモタモタしている。
「ひょっとして、このお店でコレに応募したのはワタシが最初ですか?」
と尋ねたら、
「ええ、そうですね。他の方からも問い合わせはあったんですけど、応募されたのはお客様が初めてです」
コレだ!
明らかに不人気っぽい確かな手応えを掴み、ココロの中でガッツポーズです!
うおおおお、燃える! 燃えてきた!
ヒトの嫌がることを、進んでやっていきたい!
なぜならオリンピック観戦ツアーが当たるチャンスだから!
うきうきしながら万歩計を腰に装着。
自転車を漕いで家に帰ります。このとき、万歩計は確かにカウントされているコトを確認して、一安心。だって、ふだん自転車通勤しているのにソレがカウントされないんじゃもったいなさ過ぎるもの。
もう夜遅かったので、この日は1000歩カウントされて終わり。
次の日。
お休みだったので、ダラダラ寝て過ごした。
用事はいろいろとあったはずだが、ぶっちぎりシカト。
ヒトの嫌がることは進んでやりたいオイラだが、自分がイヤなことはぜんぜんやりたくない。なぜなら、イヤだから。
この日は3000歩で終わり。歩かねーなぁ、オレ。
んで、今日。
さっそうと自転車で通勤です。この日の朝はこの冬一番の冷え込みだったらしいんですが。そんなの関係ないくらい汗びっしょり。暑い! 汗をかくと、信号待ちで立ち止まったときに急に冷えてきます。ヤバい。何を着ようか考えるところですよね…。
40分ほど自転車を漕いで会社に到着すると、早くも万歩計は4000歩を指し示しているではありませんか!
何よ、このミラクル? 故障してんじゃないの? いや、でも、故障でもイイですこの際。なぜなら、オリンピックが当たるチャンスだから!
んでもって会社は基本的に立ち仕事。うろうろとあちこちを歩き回るのがウンザリですが、この日は違います。この一歩一歩が確実に、オレを北京オリンピックに導いているのですから!
午前中の仕事で更に2000歩追加。
今日の午後は、会社の忘年会のビンゴの景品を買い出しにいくという業務が。
大手を振って会社を抜け出し、あちこちでいろいろなモノを買い出しします。
んで、ソレを早めに切り上げて、現地解散。
ココで折りたたみ自転車をさっそうと広げ、一路、皇居方面に。
たらたらと、皇居を一周してみます。
コレがやりたかった! コレがやりたかったのよ!
都心の紅葉は、今まさに見頃を迎えています。
秋の夕方の柔らかなオレンジ色の光に包まれて、ものすげードリーミングでワンダフルな世界が広がります。
ってか、12月だぜ? おかしくね?
なんて野暮なことは言わないことにしましょう。
あたたかな光に包まれた場所であるかのようですが、実際には風はぐんぐんと冷たさを増していきます。
秋の紅葉は「いつ散ってしまうかわからない」というところが春の桜にも似て、美しい中にもはかなさを感じます。
オレンジ色の夕日に照らされた銀杏はキラキラと、いっそう黄色く輝きます。
しかしなぁ、12月か。
地球温暖化が進んだら、クリスマスの頃に紅葉が見頃になったりするんでしょうかね?
季節感もへったくれもありませんな。
…でも、そんなクリスマスも、ちょっと楽しそうだよなぁ。とか思ったりして。
さてこの後、自転車で皇居から自宅まで、途中コンビニに立ち寄ったりしながら2時間30分くらいで帰ることが出来ました。
こないだは、途中で立ち止まってメールでブログ更新とかやっていたから時間がかかってしまった。寄り道を最小限に抑えれば、時間的にはこんなもんだろう。そんな手応えを感じました。
んで、今日は結局何歩歩いたのかなぁ…と、ココで思い出した。
万歩計、会社の自分の白衣につけたまんまだった!
買い出しで数時間歩き回って、皇居を自転車でのんびり散策1時間して、それから2時間半自転車を漕いで帰ってきたのに、その数字はカウントされてない!
あとついでに、明日の朝の自転車通勤の分もカウントされない!
北京への道は、果てしなく遠い。