ーOOO-ところで、風太くんはどうしておるのか
なんとなく千葉市動物公園に行ってきたですよ。
千葉市動物公園と言えば、2本足で立つレッサーパンダ風太くんのいる動物園!
あれだけブームになった時代の寵児。
あの人は、いま…?
はい、というわけでいきなりやってまいりました
ジャーン! これが、風太くんたちの暮らすおうちです!
あれだけのスターなのに、意外にもというか何というか、屋外展示なのですね…。ジャイアントパンダとかコアラとかセレブな生活を送っているスター動物たちと違って、グッと庶民派ですよね!
あと、平日だったこともあってか、あんまりお客さんがいなかったのが良かったですな。落ち着いて最前列で眺めることができます。
そして今、風太くんには家族がいるのです。三年連続子供に恵まれたそうで、中には他の動物園で暮らしている子供たちもいるのですが、家族仲良く暮らしています。
で、どれが風太くんかというと…。
…うーん? 正直、わかんないっす。
3頭のレッサーパンダたちは、せまい園舎の中をグルグルと駆け回ります。
一瞬止まったかなーとおもうとすぐ走り出してしまう。休まない。
「レッサーパンダって言うのは、風太くんに限らず二本足で立てる生き物で、けっこうどのレッサーも立ちますよ。」そんな豆知識を知っていたけれど、いや、でもなかなか立ちそうにないぜ?
足下に来たよ−! チョー近い!
その全身は、ネコの倍くらいありそうなボリューム感。
ネコと大きく違うのは、しっぽの太さがスゴいやね。
お、立った!(つかまり立ちだけどね)
とにかく3頭のレッサーパンダたちは休まず歩き続けるから、めまぐるしい。
で、一瞬立ち止まると「お、立ち上がるのかな…?」と思うんだけど、またパーッと走り出しちゃう。
だから、立ち上がると「ありがたい…」そんな気持ちになるのです。
レッサーパンダのゾーンの前で、一眼レフを構えている人が結構いたんだけど。そういうヒトたちは静かに構えてる。
オレなんかが「お、立つかな…」と思うようなタイミングではカメラを構えない。
で、逆に何でもないタイミングで急にカメラを構える。
風太くん達のクセを見抜いてるんだろうなぁ。
そーいう「風太くん写真のプロ」を見ているのもおもしろかったです。
「レッサーパンダと近い近い!」って書いたけど、ほかにも動物の種類によってはサクが無い場合があるんですよコレが。
真ん中はサルのゾーンなんだけど、ロープ一本で仕切ってあるだけ。
「このサルは水を越えてこない」とか、習性を知り抜いての展示なんだろうけれど、それにしてもサクがないことにびっくりする。
動物たちのあられもない姿を目の前で見ることができて、ちょっと変わった動物園だなーと思ったですよ。
動物園に併設して小さな遊園地があるんだけど、ここにはとっても小さなジェットコースターがありましたよ。
これがほぼ全部です。ジェット、と呼ぶのはためらわれますね…。
意を決して乗ってみたですよ。あまりにも短いので、コースを2周します。それでも、1分ないんじゃないかなあ…。
- コースター自体が小さいから体がむき出しになる面積が多くて、怖い。
- 遅いんだけど、短いから次から次へとカーブが来て、怖い。
いや、まあ、オイラはジェットコースターが苦手なんですけどね…。
みなさんがもし風太くんに会いに来ることがあったら、話のタネに、この短いジェットコースターにも乗ってみてはいかがでしょうか?