ーOOO- Xperia がサクサク動いていた件について
そういうわけで行ってきたですよ、Xperiaのタッチ&トライイベント。
ブロガー50人とAndroidのアプリ開発者200人が集まったので、会場はご覧のようなありさま。
今日の1時から同じ会場でマスコミ向け発表会が行われたときは、会場に250脚の椅子を用意したけれど足りなくて、立ち見が出たとか。
で、ここでご存じない方に簡単に説明を。Xperiaはソニーエリクソンがドコモから発売するタッチパネル操作のスマートフォンです。
本体サイズ | 119×63×13.1mm |
質量 | 約139g |
ディスプレイ | 4インチTFT/480×854ドット |
カメラ | 約810万画素、オートフォーカス対応 |
CPU | Snapdragon 1GHz |
通信速度 | 下り最大7.2M、上り最大2M(HSPA) |
内蔵メモリ | ROM 1GB、RAM 384MB |
OS | Android 1.6 |
通信機能 | Bluetooth、無線LAN IEEE802.11b/g準拠 |
とにかく注目の商品なのであちこちで記事に上がってますが、以下、ワタシが触った印象を。
サクサク動く!
あちこちで言われてますが、サクサク動いてましたな。さすがSnapdragon 1GHz!
通信速度の速さも相まって、非常に快適でした。
ベンチマークテストとして、「Life is beautiful: モバイルブラウザーのデファクトスタンダードになりつつあるWebkit」という記事からこのベンチマークを走らせてみました。
縦画面だと34fps、横画面だと37fpsくらいでした。
ちなみに、同じOSのHT-03Aだと15fpsくらいです。
さらに、iPhone3GSだと30fpsくらいです。
ついでにいうと我が家のPCだと34fpsです。
Xperia、なかなか速いんじゃないでしょうか?
WiFi周り
XperiaとPCを無線LANでつないで、モデムとして使うことは出来ません。(テザリング不可)
逆に、Xperiaを無線LANにつないで、ドコモの回線を通さずにデータ通信をすることは可能です。自宅の光回線に無線LANをつないでいる人なら、電波状況やパケット代を気にせずにXperiaを使うことが出来ますね。
さらにイーモバイルのPocketWiFiを使ってXperiaを使うことも可能です。普段はイーモバイル経由でデータ通信。イーモバイル圏外ではドコモの回線を使えばオッケー。
ちなみにこの場合、音声通話はドコモの回線を使います。
そのほか
日本語入力周りでは、POBoxのタッチパネルインターフェイス対応版の具合がなかなか良かったのですが、これについてはまたいずれ。
あと、ワタシはソニー独自のインターフェイスの作り込みを懸念していたのですが、思った以上にサクサク動いていました。
「Timescape」は、電話の通話履歴、写真、そしてtwitterやmixi、facebookなどの履歴を同時に一覧することが可能です。
こういう機能は実際に使ってみないとわからない部分が多いですな。
で、「実際に使ってみないとわからない」というのはAndroid端末全般に言えることです。
買って、Googleアカウントを入力して、Googleのサービスとの連携具合を知ると「ああ、なるほどね」となるんだけど。
でも、店頭でチョコチョコ触るだけだとわからない部分が多いです。
話を戻すと、Xperiaはソニー独自の機能が盛り込まれつつも、普通のAndroidの部分も残してありました。
ワタシはAndroidの柔軟性、可能性にも驚いたりして。
今後、Android端末が各社から出るのでしょうが、それぞれに個性が見られることでしょう。
さて、Xperiaは4月に発売と言うことです。
でも、例年6月あたりにはiPhoneの新製品が発表になるからなぁ。
あと、他のメーカーや通信会社からAndroid端末が出るかもしれないしなぁ…。
ガジェット好きには悩ましい、しかし幸せな日々が続きそうです。