ーOOO-白い恋人が、バウムクーヘンに!? … 「白いバウム TSUMUGI」

an_dan_go2010-01-19

 北海道銘菓というと、何を思い浮かべますか?
 ひところブームだった花畑牧場のキャラメルとか?
 人によってはサッポロビール園キャラメルとか、ジンギスカンキャラメルとか。なーんか北海道って、キャラメル大国ですよねぇ。
 それからトラピストクッキーとか。
 あとは… あとは?
 北海道銘菓と言って、誰もが思い浮かべるのはなんといっても
白い恋人
なのではないでしょうか。
 で、久しぶりに白い恋人を食べてみました。


 外はサクサク、中のホワイトチョコレートが絶妙なマッチング!
 あれ、こんなにクッキーがサクサクだったっけ?
 それからチョコレートが堅くなって、コクがある感じ?
 こんなにおいしかったっけ?

 ちょっと調べてみたら、生産停止をしていたときに、製法を改良してチョコレートが改良されていたんだって。へー。なるほどねぇ。
 そういうわけで、気になる人は石屋製菓さんのオンラインショップへGO!
 オンラインショップを眺めてみると、「白い恋人チョコレートドリンク」なんていうのも気になるところですが、白い恋人以外にも気になる商品が並んでますね。
 
 ということで、「白い恋人」で有名な石屋製菓さんの新製品
白いバウム TSUMUGI
のモニタープレゼントが当たったので、試食レポートしますね。
 さて、このバウムクーヘンの特徴はというと…

「白いバウム TSUMUGI」は
北海道の自然で育てられた素材を使った白いバウムクーヘンで、
柔らかい食感と濃い味わい(やわら濃い)。
そして生地の色を白く焼き上げるために特殊な製法を使用。
また、「白い恋人」のホワイトチョコを生地にも練りこんで作られております。

 「やわら濃い」…、さてさて、いったいどんな味なんでしょうね?
 まず、とにかく白い。白すぎて、なかなかカメラのピントが合わなかったくらいです。
 生地も白いのですが、年輪の部分の焦げも最小限の色合いです。
 ナイフを入れてみると、どっしりと重い手応え。けっこうしっかりしています。

 さて、食べてみます。
 よくある柔らかいだけのカステラなんかだと、なんだかビシャビシャしてることってあるでしょう? 水を吸ったスポンジみたいな、ネトッと重い感じ。でもこのTSUMUGIはそんなことはありませんでした。
 柔らかいんですけど、「ふわふわっ」「びしゃびしゃっ」とした感じではないんですね。良く泡だった生地が、みっしりと詰まっている感じ。けっこうどっしりした生地です。
 味わいは、甘すぎない感じ。北海道産のてんさい糖をつかったということなので、上白糖やメープルシロップなどとは違う感じのサラッとした甘さに仕上がっています。ちなみにてんさい糖はオリゴ糖を多く含み、おなかに優しいのです。
 そして感じるのは「コク」ですね。
 このバウムクーヘンは「白い恋人」に使われるホワイトチョコレートを生かし、バターやミルクは少なめに使ってある、ということです。だから、脂っこい乳脂肪っぽいコクは感じられず、そのかわりにホワイトチョコレートのコクが感じられます。脂っこくないのに、すごく奥深い味です。


 今回は写真が少ないんですが、コレには理由があります。
 実家に持って行って撮影したら、父と兄が「うまいなー、コレ!」といって猛然と食べ始めてしまったからなのです。
「コレさ、なんで小分けに袋詰めしてないんだろうね?」と、兄。
 小分けにカットしちゃうと、切り口から水分がドンドン飛んでいって、パサパサになっちゃうでしょ? それを避けるために、というか、しっとりしたバウムクーヘンが食べて欲しくって、わざと丸々一個で売ってるんじゃないのかなぁ。
 そんなことを言いながら、あっというまにキレイにたいらげてしまいました。
「いやー、美味しかったな。高いんじゃないのか、コレ?」と、父。
 そうですなぁ。コレ、一個1260円だっていうし。
「えっ…美味いとは思ったけど、いや、しかし、コレはそれくらいするかもな…」


 ということで「やわら濃い」白いバウム TSUMUGIなのですが。
 新しい北海道銘菓として、コレ、ちょっとオススメですよ。


 近所の人や会社のヒトに配るのはもったいない高級品。だから、大事な人へのお土産とか、自分のためのとっておきのお土産として、いかがでしょうか?
 「白い恋人」も「白いバウム TSUMUGI」も北海道限定販売ですが、石屋製菓のオンラインショップでも買うことが出来ます。

 それから、あなたのご近所のデパートで北海道物産展が催されていたら、のぞいてみてはいかがでしょうか? ちなみに東京近郊では東武百貨店池袋店の北海道物産展で今月の27日まで発売されているそうですよ。