ーOOO-現在完成度40%の最新格闘ゲーム「ソウルキャリバーV」に触ってきたッ!

an_dan_go2011-09-19

 東京ゲームショウには、各メーカーの一押しソフトだけでなく、まだまだ開発中のゲームも出展されたりしています。
 バンダイナムコゲームスのブースでは、「鉄拳」シリーズに並ぶ人気格闘ゲームのシリーズ最新作「ソウルキャリバーV」が完成度40%の段階で出品され、世界初の一般向けプレイアブルデモが行われました。
 ということで、さっそくワタクシも触ってきたですよ。

 以下は格闘ゲーム初心者が20分触ってみた印象です。また、先に述べたように現段階ではゲームの完成度が40%なので、製品版とは多くの部分が異なる場合があります。
 今回ワタシはソウルキャリバーVXBOX360版をアーケードコントローラーでプレイしました。
 操作体系はレバー1本とボタン4つ。あと、ボタンを3つ押すと必殺技が出るんだけど、コレを一つにまとめた必殺技ボタンがあります。
 
 登場人物の中から自分が操るキャラクターと対戦相手を決め、ゲームスタート!
 完成度40%段階と言うことで、キャラクターもステージも少なく、対CPU戦オンリーで遊びました。
 技とか知らないから、テキトーにレバーとボタンをガチャガチャッとプレー。久しぶりの格闘ゲームでしたが何となーく勝てて、けっこう面白かったです。
 でも難易度ユルそうなモードで遊んで「何となーく勝てて、けっこう面白い」という感想だとアホっぽいので、以下いろいろ考えてみました。


 テキトーに操作してると色々な種類のワザが決まりまくって、キモチいい。最初っから上級者になったような爽快感。これは偶然じゃなくて、同じボタンを連打したときでも、二つめのボタンを押すタイミングや押す長さによって、発生する技が違うんだそうです。
 普通の格闘ゲームはパンチとキック主体ですが、このゲームは剣を使っているところが違います。パンチと違って剣は遠くからでも当たりますし、剣の技は動きが大きいのでハデです。
 動きが大きいせいか、敵の動きを見切りやすいです。フツーの格闘ゲームだと動きが速すぎて、負けるときはなすすべなく負けちゃうのですが。でもソウルキャリバーなら「あ、剣が来る!」ぐらいは見える。
 動きが見えれば簡単か?というとそんなことはありません。上級者になれば「次に相手が何の技を出すのか?」という技の読みあいが発生するから、対戦プレイではそこらへんの駆け引きが奥深くなりそうです。
 技が多彩で、動きが大きいので初心者にも敵の攻撃が見切りやすく、上級者になれば技の駆け引きが奥深そうなゲームだと感じました。
 以上が、完成度が40%の段階のソウルキャリバーVを、格闘ゲーム初心者のワタシが20分触ってみた印象です。


 
 さてさて、このへんでソウルキャリバーV開発者の方のコメントを。
 ソウルキャリバーは、シリーズ第一作のソウルエッジが1995年に発売されてから16年も続く息の長い人気格闘ゲームシリーズです。本作は、前作のソウルキャリバー4の発売から3年たってからの新作です。
 ということで、物語の設定は思い切って舞台を17年後へ。登場キャラクターの半分を入れ替え、前作からのキャラクターは前作より17歳年を取った設定になっています。また、株式会社サイバーコネクトツー(→公式ページ)の協力を仰ぎ、ストーリーラインを根底から作ってもらったとのことで、全く新しいソウルシリーズを楽しんで欲しいとのこと。
 グラフィック面では、グラフィックエンジンを一新。エフェクトを強化し、アンビエントやイメージングデストライクを行っているとのこと。また、720P60フレームを達成し、プレイ中はフルフレームでなめらかに動くのが醍醐味になっています。キャラクターのモーションデータにもサイバーコネクトツー社の協力を仰ぎ、モーションキャプチャーおよび手付けのアニメーションでダイナミックなバトルシーンを楽しんで欲しいです、とのこと。
 音楽面では、数多くのゲームで名曲を作り続けてきたCreative Intelligence Arts(CIA)(→その代表作)とForce wick(→その代表作)に制作を依頼。強力なBGMを期待して欲しいです、ということでした。


 シロートのワタシがパッと触った感じでは、もうゲームで遊べるわけだし、オープニングとエンディングを付ければ発売できちゃうんじゃないかなー…? なんて思うのですが、スタッフさん的には完成度はまだ40%なんだそうです。なにそのハードルの高さ!?
 これから開発チームの皆さんはもっとゲームバランスの調整をしたり、ほかにもまだまだ詰め込みたい要素がいっぱいあるようです。
 はたしてどんな作品に仕上がるのか!?
 ソウルキャリバーVは、2012年発売予定だそうですよ。