ーOOO-水と比重がほぼ同じ

 最近知ったダイエットの秘訣なのですが、なんでも、炭水化物を食べると太るんですってよ。
 むしろ、肉を食べた方が太らないんだとか。
 それから、がむしゃらに運動を…ジョギングとかしても意味がないらしいですな。むしろ筋トレして筋肉を付けたほうが、基礎代謝が上がって、ヤセやすくなるんだとか。
 そうなると寝ているだけでもカロリーが消費されて、ヤセてしまうものらしいんですな。んー、マーベラス
 ダイエットに王道なし。
 千里の道も一歩から。
 ということで、これら全てをいちどに行うのは困難なのですが、なにか自分がはじめやすいモノから試していくことで、徐々にやせていければなーと思っています。
 手始めに、簡単なところから。
 まずは、お肉をモリモリ食べて、ひたすらゴロ寝することに決めました。


 朝、起き抜けに体重計に乗ってみる。
 で、体重計の針が下がってないことに驚く。
 ヤセてない…!
 っつーか、むしろ微増…!?
 うそっ、ワタシの体重、増えすぎ…?
 ショックを受けていると、下腹部に刺激が。
 溜まったモノを出したい気分。
 トイレに行って、ドドズバーン!と大きなアイテムをドロップ。今日も快調快調。


 あ、オレ、いま体重を計ったら、ヤセてるんじゃないの?
 ウキウキと体重計に乗る。
 …変わってねぇ!
 ちいとも数字が減りゃあしねぇ!


 コレはどういうコトか? と考える。
 ドロップしたアイテムを思い浮かべる。
 思い…浮かべる?
 あ、あのー、「アレ」って、たまーに水に浮いてることとかって、ないですか?
 なんか、ちっちゃーいのが水に浮いて、沈まない時って、ないですか?
 んで、水で流そうとすると、クルクル回っちゃったりして、なかなか視界から消えていかなかったりして。
 もちろん、たいていの場合はキチンと水に沈んでいる。
 しかし、状況によって水に浮いたり沈んだりするということは、「アレ」の比重は水に近いと考えられる。
 「アレ」は、見た目よりも、はるかに軽いモノなのではないか。


 「アレ」が水と比重がほぼ同じだとしたら、500mlのペットボトルと同じ大きさの「アレ」は、約500gということになる。
 じゃあ、さっきの「アレ」は、500mlのペットボトルと同じ大きさだったか?
 とてもそうとは思えない。
 「アレ」は、どれほど大きかったとしても、それほど重くないのではないか。
 ということで、どれほど大きい「アレ」をしても、体重にはさしたる影響はないものである、という知見を得るに至った。