今、500円玉貯金を両替すると、怪しまれるのか? ─◯◯◯-

最近、ニセ一万円札に続いてニセ500円玉が日本中を騒がせている。
このニセ500円玉は以前の外国の硬貨を削って作ったようなものではなく、
プレス機を作って作られたかなり精巧な物らしい。

んで、そのニュースを見て私は不安になった。
私は今までコツコツと500円玉貯金をしていた。
この500円貯金をワケあって両替しなければならないのだが、
ものすごい怪しまれたりするのだろうか?

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こちらが今までコツコツと500円を貯めてきた特製貯金箱。
横にあるCDのアルバムと比べてみて欲しい。
よくある「500円玉で100万円貯まる貯金箱」と言うヤツは
本物の500円玉が発行される直前に発売されたので
いざ貯めてみると100万円貯まらないらしい (トリビア)。
ちなみに今は「500円玉で30万円貯まる貯金箱」と名前を変えているらしい。
さらに、もっと大きな「500円玉でホントに100万円貯まる貯金箱」もあるらしい (追加トリビア)。

どうせ貯めるならどーんと貯めたかったので、むやみやたらとデカイ缶にしてみた。
無印良品で売っている丸い缶の中でも一番でかい缶だ。
友人に頼んで、コレのてっぺんに穴をあけてもらった。
さらに自分では開けられないように、フタには接着剤が塗ってある。
瞬間接着剤は衝撃にもろいので、
2液式エポキシ接着剤をゴッテリと盛って完全に密閉してある。

コレをいつ作ったのかは実は良く覚えていない。
でも、かれこれ5年はたっているはずだ。
ガサゴソと振ってみる。
満タンにはならなかったが、指に当たるコインの感触から
だいたい下4分の1~3分の1くらいは入っていそうだ。

ちなみに別の友人が、
同じ缶いっぱいに1円玉から500円玉まで混ぜて貯金をしてみたところ、
満タンの状態でだいたい15万円くらいになったそうだ。
私の場合はどうだろう?
毎月貯めたり貯めなかったりしていたことを冷静に判断して、
まあ30万円くらいは入っているのでは無かろうか?と思った。

さあ、いったいいくら貯まっているんだろうかっ!
ワクワクしながら、缶切りで底を開けてみた。

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少なっ!
なんか思ってたより全然入っていない。
ひっくりかえした缶のフタの高さよりも入っていない。
缶の高さ6分の1以下という印象。
ザラーッと広げてみるとこんな感じ。

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ホントは500円玉を年代別に分けて、
珍しい年代の500円玉は取っておくつもりだったが
なんかもう気分が落ち込んでいてそれどころではない。
20万円にもならなさそうだな~…

さあ、落ち込んではいられない。
銀行に両替しに行かなければ!

と、思ってもテンションが上がらない。
若干うつむき加減かつ、背中を丸めた感じで
某大手都市銀行に向かった。
(さすがに銀行の中を撮影するとヤバそうなのでやってません)

窓口のお姉さんが大量の500円玉を前にひるむかと思ったが
そんなこともなく、
「ではしばらくお待ち下さい」と言われ。

「お待たせしました、169000円になります」
えええぇー!17万円にもならないのかぁ~!?
「そして申し訳ないのですが、
 円貨両替手数料としまして、円貨千枚まで315円の手数料をいただきます」
あああぁ~!両替手数料までむしり取られた!

んで、この話を会社の後輩にしたら、
「あー、両替じゃなくって、自分の銀行で口座に預金すれば手数料取られないッスよ。
 それからニセ500円は自動預金受付機から出てきたらしいッスよ」

30万円入ってるはずの貯金箱の中身がすごく少なかったのもショックだったが
どうもあれこれ失敗してしまったらしかった。

 
-今回の結論ー
 ◎今、500円玉貯金を銀行の窓口に持っていっても怪しまれない
 ◎自分の貯金箱の中身に夢を見すぎないこと