ーOOO-味はウマいが口はマズい

 この夏は、あっちこっちを飛んで歩いて遊んできたせいか、今は若干夏バテ気味のワタクシ。食欲が無いような気がするけど、何か食べて栄養をつけたい気もする…。
 ということで熟慮の末、近所のそこそこ美味しいラーメン屋でつけめん+ギョーザでも食べようかなと思った。半熟タマゴとチャーシューをトッピング♪ って、食欲無いとか言いながら結構ボリュームあるっスよ?
 んで、オーダーしてしばらく待っていたら、新人のバイト君がレジの打ち方がわからずにミスした。
 店長さんが叱る。
 っつーか、なじる。
 オイラのラーメンが出てきてからも、説教はネチネチと続く。
 「レジの打ち方ぐらいちゃんと覚えろよ! こっちはラーメン作ってるから手が放せないんだよ!」
 そんな説教を聞きながらだと、とてもじゃないけどラーメンを味わう気分じゃない。
 さっさと食べて店を出たかったが、なんだかラーメンがノドを通らない。
 後味悪く店を出た。
 なんだかお金を損したような気分になった。


 思い返せばあそこのラーメン屋さんはここ半年くらい、バイトが入れ替わりっぱなしで、いつ行っても店長さんがバイトを説教している気がする。ラーメンを作るのは上手いが、バイトを育てるのは上手くないヒトなのかも知れないな、と思った。
 たとえばさっきの例で言うと、説教や能書きの口数が多くて、肝心なレジの打ち方はサッとしか教えてないんだよね。
 あの店長さんはずっとこのままな気がするから、オイラは別なラーメン屋さんを開拓した方がいいのかなぁ。はあ、美味しい店なのに。