ーOOO-コールドゲームで一安心

 昨日の日本シリーズ第一戦。
 ノリにノッてるマリーンズの打線に火が付いた。7回裏ロッテの攻撃中に日本シリーズ史上初の濃霧コールドとなったが、それでも10−1と大量得点差をつけた、ということはみなさんもご存じかと思う。
 そしていまTBSラジオでは、「勝ったチームの得点」×「1万円」を毎試合5名様にプレゼント、というのをやっている。で、中でもプレーオフ第5戦と日本シリーズ第1戦、第2戦に限っては「10名様にプレゼント」と、大盤振る舞い。
 したがって昨日の試合では、ロッテの得点が10点なので10万円が10人にあたったことになる。つまり100万円。太っ腹〜♪
 ラジオ業界は、この二週間ばかり「スペシャルウイーク」と銘打った聴取率調査週間の真っ最中だ。このため各局の各番組は、スペシャルゲストを呼んだりプレゼントの大盤振る舞いをしたりと、聴取率を上げるために必死なのだ。
 以前のスペシャルウィークに、TBSラジオのプロ野球中継では
「ホームランを打った選手の背番号×1万円をプレゼント!」
という企画を2週間やったことがある。元木(2番)清原(5番)…と考えると、まあたいした金額にならないだろうとプロデューサーはタカをくくっていた。
 ところでこの当時は松井秀喜が巨人にいた。当時松井は当たりに当たっていて、松井がホームランを打つたびに背番号55×1万円ということで55万円がプレゼントされた。大盤振る舞いし過ぎで、予算をはるかに越えてジャバジャバと賞金を出すハメになってしまったものだから、プロデューサーの首が飛んだとか飛ばないとか。
 あまりにも予算を使ってしまったものだから、次のスペシャルウィークでは
「ホームランを打った選手の背番号×1千円をプレゼント!」
と、いう企画に変更された。
 しかしこの時もまたジャイアンツ打線の火は止まらず、というかこの週に限って大量にホームランが生産されたらしく、松井のほかに高橋由伸(24番)もガンガン打ったりなんかして、結局この時も予算をオーバーしてしまったのだとか。そしてまたプロデューサーの首が飛んだとか飛ばないとか。
 と、いうような話を以前ラジオで伊集院光が話したとか話さないとか。


 10−1で10万円が10人で百万円。
 霧のために試合が7回コールドになって、ホッとしたのは阪神ナインだけではないだろう。
 ところで、日本シリーズはまだまだ続くのだが、このマリーンズの猛打は続くのだろうか? TBSのプロデューサーの首が心配だ。