ーOOO-湯たんぽすげえよ湯たんぽ

 からだの疲れを取るために、最近は家に帰ってから軽く仮眠を取っております。
 ちょっと寝て目が覚めれば夜更かし。起きられなければそのまま朝まで寝てしまう。こういう感じで、睡眠時間を普段より多めに取ってます。
 んでそんな時も最近は湯たんぽを抱えて寝ております。腰痛対策に腰を冷やさないように、という意味が大きかったんだけど。もはや手放せませんな。
 腰痛だったりカゼが長引いたりでここしばらくの疲れが出ているのか、夜9時ごろには眠くなってくるのでそのまま寝てしまいます。ネットであれこれやったりテレビを見る時間が取れなくなったけれど、いたしかたなし。


 んが、昨日の夜…というか今日はかなり早朝に目が覚めた。午前3時。
 湯たんぽが中途半端にぬるくなっている。でもまだこんな時間だし、もうひと寝入り。…できない。
 どうしよう。ぬくぬくのフトンから抜け出るには、ちょっと寒すぎる。居間にあるパソコンに触るのはよしとこう。しかたないのでフトンのそばにあるテレビをつける。何を見てもつまらない。んー。
 なんとなく読書をする。が、肩から冷えてくる。
 しょうがないんでゲームに精を出して、熱心に釣りざんまい。DSはバックライトがついているので、布団の中でも遊べます。でもなんかだんだん手が冷たくなってくる。
 眠れない時間を過ごし、朝5時になった。もうだいぶ目が覚めた。しかたない、このまま会社に行くまであと一時間半くらい起きているしかないか。
 それにしても、湯たんぽがビミョーにぬるい。決死の覚悟でぬくぬくの布団を抜け出して、湯たんぽに熱湯を注ぐ。あわてて布団に戻って、湯たんぽを抱き締めて、そのぬくもりを受け取る。


 …はっ! 寝てましたかオレは?
 今から出社しても遅刻の時間。目覚ましは鳴りっぱなし。すっかり寝てたわー。
 あれだけすっかり目が覚めていたはずなのに、なんでこんなにぐっすり寝ちゃって、なおかつ今まだすげー眠いんだろう?
 と、湯たんぽのことを思い出した。どうやら湯たんぽの温度が絶妙だと、ワタシはものすごく快い眠りに落ちてしまうらしい。
 湯たんぽすげえよ湯たんぽ。悪魔のツールだ。