ーOOO-白衣の天使

 持病の腰痛治療のために、近所のこじんまりした病院に通う日々。
 2月ほど足しげく通ううちに、だんだんと看護士さん… っつーか看護婦さんとも顔なじみになってきました。いつしか会えば軽く挨拶する仲に。
 それを聞いてうらやましがるウチの後輩。
「うわーいいなぁ先輩! ソレ、ちょーイイじゃないスか!」
 そう? やっぱり? うふふふふ。


 っつーかですね。
 こじんまりとし過ぎたその診療所はおじいちゃんな院長先生がひとりいるだけ。看護婦さんもほんの数人いるだけ。
 で、その看護婦さんもおばちゃん… もとい、おおきなおねえさんと、もっとおおきなおねえさんがいるだけなのだった。
 でも看護婦さんと仲良くなった、と言ってうらやましがられるのが面白いから、後輩君には黙ってます。
「先輩! もっと仲良くなって、看護婦さんたちと合コンしましょうよ!」
 え、あー? 合コンするの?