ーOOO-ポケットティッシュを奪取セヨ
昨日の月曜日はお休みで、疲労を癒すために一日中寝て、寝て、寝ていた。
寝っぱなしの予定ではあったのだが、何もしないのもナニなので。日曜日の夜にあらかじめ洗濯機にタイマーをしかけておいて、月曜の朝イチで洗濯物を干す予定だった。
んが、昨日はあいにく曇り。「天気予報では今日は気温が27度になるとか言ってたんだけどなぁ…」と思いながら、晴れるのを待ってうつらうつらしていたら、いつまでたっても晴れやしない。
曇っていたけれどお昼に洗濯物を干したら、そのあと霧雨みたいなのが降ってきて、結局洗濯物は部屋干しに。ほんでもって気温は最後まであたたかくならず、っつーか寒く、あと部屋干しの洗濯物のせいで部屋はジメジメ。
そんな中に引きこもっていたら、どうも風邪を引いたらしくて今日は調子が悪いです。
熱はないものの、不意にクシャミが出て、鼻がぐずぐず。
鼻がかみたくて仕方ない。
ティッシュペーパーが欲しくなったので、コンビニで買おうかなーと思ったんだけど、いや駅前で配ってるんじゃないかなーという気もしたので我慢我慢。
いつも駅前のティッシュ配りのヒトを見ると、ついつい受け取らずに通り過ぎてしまう遠慮がちなワタクシ。ここはひとつ、臆さず堂々とティッシュを受け取る方向で望みたい!
でも、まっすぐ一直線にティッシュを配るヒトに近づいて行くのは、ちょっとなんか精神的にイヤだ。クレクレッ!っていう感じがなんか恥ずかしい。かといって、まったく遠い位置を歩いていてはティッシュを受け取ることは不可能だ。
ティッシュを配るヒトから遠からず、近からず。
絶妙な距離を取るように軌道を修正しながら接近していきたい。
そう、それはあたかも川面を漂う枯れ葉と、岩の関係のように。
川の流れに乗り自然に任せ、ゆらりゆらりと岩に近づく枯れ葉。しかし互いは決して重なり合う事なく枯れ葉は岩の回りを巡り、そして枯れ葉は川の流れに任せた旅を続け、岩はただあるがままにそこに存在し続ける…。
ただあるがままに。
剣の達人の境地。
なれるだろうか?
カゼでもうろうとしている今の自分に。
しかし、鼻はグズグズからグジュグジュに移行しつつある。
もはや一刻の猶予もならぬ。
ティッシュを配るヒトと対決すべく、いざ決戦の駅前広場へと歩を進める。
今日はティッシュを配るヒトがいなかった。
ポケットティッシュの年間生産量は約40億個、そして大手消費者金融の武富士は年間約3億個のティッシュを配るという。計算上、日本の広告付きポケットティッシュの7.5%を武富士一社が配っていることになる。他の消費者金融もポケットティッシュを配っていることから、これらの業界が年間に配っているティッシュはどれほどの数に上るのだろうか。
今日、駅前でティッシュを配っていなかったのは、先日よりのアイフルの営業停止にともない、消費者金融はそれぞれ自粛ムードだったからなのではないか、と考えられる。
アイフルの問題は、こういった形でも我々庶民の生活に大きな打撃を与えているといえよう。