ーＯＯＯ-「明日の記憶」

　こないだ「明日の記憶」を見てきました。
　渡辺謙が演じる主人公が、５０歳の若さで若年性アルツハイマーにかかる、という物語。
　「とにかく演技がすごかった」みたいな感じの話で「映画」「物語である」という視線からホメれば良いんだろうけど。
　ただ、あまりにも凄かったので、引き込まれるというか身につまされちゃうというか。いつか自分にもあんな日が来るということを突き付けられたような感じ。
　良い映画だったしオススメなんだけど、重たい物語なので気軽に「オススメです」「ぜひ見に行くべきだ」とは言いにくい感じ。
　私には映画のラストが悲しすぎたんだけど、映画のパンフレットを隅々まで何度も読んで、「どんな状況でも毎日は続いて行くものだし、どんな時でも明日に希望があるなぁ」と、少しづつ思っています。
　それは映画のラストシーンとして分かる感じじゃなくて、自分の人生とか、他人の人生についても。そんなことを思いました。