ーOOO-東北新幹線にて
今、東北新幹線に乗ってます。
二階だてのヤツなのです。
例年、帰省するときは「家族全員で移動するなら車のほうが安上がりだ」と父が言うので、実家の軽自動車に乗って深夜の高速道路をスッ飛ばして行くのが我が家の習わしなのです。
しかし今回は新幹線。あああ。
そういうワケで、今、新幹線に乗っているというコトに興奮しているワタシのこの気持ちが伝わるだろうか?
んで、たまーに新幹線に乗るときは指定席に乗るのだが、どういうワケだか毎回1階席だ。1階というかアレは地下の席で、目線はホームのスレスレだし、走っている最中はコンクリートのカベしか見えないし、最低なのだった。
今回は急な帰省だったので、指定席はすでに満席。平日の東北新幹線がどうして? と思ったら、ねぶた祭りとかの東北三大祭りで観光シーズンらしいんですな。
んで自由席にとりあえず飛び乗りました。
自由席ももちろん満席だったので、通路のドアのそばに立っているハメに。
しかしこれは、同じ1階は1階でも、半地下の1階席とは見晴らしが全然違うワケですよ。
ドアの窓にかじりついて景色を眺めるのは、ワタクシ的には最高の見晴らし。もちろん通路も混雑していてスシ詰め状態なんだけど、なんのこれしき。家族で軽自動車にスシ詰めで乗る事を考えれば、なんのこれしき。
ドアのそばに立っていたら、駅弁売りのお姉さんがやって来て、「すいません」と言いながら後ろで何かやっている。
見れば、カベのカギをあけて、そこに弁当を売るための手押し車を入れている。そしてリフトを上へ下へと動かしていた。
二階建て新幹線には、弁当専用のエレベーターがついている!
ハイテク!
とかそんなコトに驚くぐらい、新幹線に興奮しているのだった。
などと書いてたら、福島あたりで少し降りるヒトが出たので、あわてて2階席に移動。
通路の真ん中の席を確保。
ワクワクしながらアコガレの2階席に座って見れば、 …意外に見晴らしの良さを感じない、かなぁ?
コレはたぶん、ドアのそばに立っている時の目の高さと2階席に座った時の目の高さが近いからではないかと思った。
あと、2階席は家族連れのオコサマなどがニギヤカですな。ドアのそばに立っていた時は、スーツ姿のヒト達があきらめきったくたびれた様子で静かにしていたんだけどな。言いかえれば、いつもの通勤電車のような風景ってヤツですな。
うーん、コレならドアのそばに立ってたほうが良かったかな? 戻りませんケド。
通路ぎわじゃなくて窓のそばに座りたいなあ。窓ぎわ族にあこがれます。
向こうの席のオネーサンは、せっかく窓ぎわに座っているのにカーテンを下ろしている。日焼けを気にしているのかな?
日焼けが気になるなら、通路ぎわに座ればいいのに。っつーか、半地下の1階席に行けばいいのに。そしてその席をオイラと変わってくれ! メラメラメラメラ。
とか思ってたら、隣の席のお客さんがおりたので、早速窓ぎわをキープ!
もう記事書いてる場合じゃない〜♪
東北の風景を眺めてまーす。