ーOOO-フットサルするさ、と
なんとなーくフットサル大会に参加してみたです。
これは行きつけの接骨院の主催するイベントなのです。お祭り好きな接骨院なんですよね。変わってます。
先生とお客さんの触れあいや、お客さん同士のコミュニケーションを設けるといった意図とともに、「接骨院に来るカラダに爆弾を抱えた患者どもを走り回らせて、アフターケアでバッチリ儲けるけんのう、グフフフ」といった意図がそこはかとなく感じられますね。
参加者は年齢層もスポーツ歴もバラバラ。上は40代から、下は小学生まで。
っていうか、それ以下の3歳くらいの子供たちも入り交じったりなんかして。いや、なんかボールを追っかけてるのを見てたら、子供はウズウズして参加したくなっちゃうものみたいですよ?
んでこの3歳くらいの子がクセモノだったんだわ。
だーっと走っていって、こぼれたボ−ルを拾う。そこからゴールに向かってドリブル。
え、ボールを蹴ったらこの子転んじゃわない? ってか、本気になって子供からボールを取るのは大人げないような…。
と思ったスキに、ボールの股抜きされたりして。うっわ、あのコ天才じゃね?
身体が小さいから、ちょこまかちょこまか早いんだわー。
さて、ワタシはフットサルの経験はありません。
サッカーさえも高校の体育の授業でやったのが最後。それも、運動神経がなかったからゴールの前にボーッと立ってて、ボールが来たらソッと脇によけるというスタイルでやり過ごしていたので、事実上サッカー経験ゼロでして。
そんなワタシが、フットサルをやって楽しかったのか?
いやあ、コレ、自分で思ってたより遙かに楽しかったですねー。
まず、コートが狭いのが良いね。
フットサルはサッカーの4分の1くらいの面積でやるので、ちょっと走ると相手チームのゴール前に出ちゃったりなんかして。「えええっ、足の遅いオレが、ゴール前でシュートしちゃっていいの?」ってびっくりした。
んでこぼれてきたボールをゴールめがけて蹴るんだけど、もちろんゴールに入らない。これは自分にシュート力がないからというのが大きいんだけど、ゴールが小さいからと言うのもある。「ゴールが小さいから入りっこないやー、入らなくって当たり前」とか思えるから、逆に気楽にシュートを試みやすい気がする。
ゴールが小さいから、守備するときも守りやすい。ほぼ全員がゴール前に集まって、シュートを阻止。ボールを拾ったら、ちょっと走ればすぐ相手チームのゴール前。目まぐるしいゲーム展開で、飽きるスキがない。
走り疲れちゃって、すぐバテバテになったんだけども。
全身から汗がドッと吹き出る。
スポーツクラブのランニングマシーンで走るのとは全然違う。全力でダッシュしたかと思えば、すぐ立ち止まる。
試合が終わったらウンザリ。はあはあ言って、ごくごく水を飲んで。もうウンザリ。動けないって!
心臓のドキドキが収まって、少し汗が引いてきたころになって、ハアハア言いながら「あ、でも楽しかったなぁ」と素直に思えたです。
中学時代は柔道部で。今は自転車通勤とかランニングマシーンとかヨガとか。なんというか、1人でやる「運動」ばかりしてきた自分だけれど。
フットサルで走り回って、ボールを蹴って。今回はチームプレイの「スポーツ」をやったなー、という気がしたです。
いやあ、充実感あったですよ。
んで、普段動かさない筋肉を使ったせいか、何日かたった今も筋肉痛が抜けないのがナニなのですが…。