ーOOO-たのしかった、もーたーしょー
ここんとこずっと「カゼひいたーカゼひいたー」とグダグダしてたんですが、ソレも飽きたので思い切って東京モーターショーに来ちゃいました。
個人的な注目の新車は日産GT-Rのみで、ソレもテレビや雑誌やネットで情報は収集済みだし。キャンギャル見るのが趣味ってワケでもないし、いや、やっぱ見るとドキドキしちゃうわけですが。あとはグランツーリスモ5の体験版で遊んで帰っちゃおっかなー、と思ってたんですが。
いや、しかし、あんがい面白かったのよ。なので長めのレポをどーぞ。
※ 今回は画像多くて長いので注意
エコドライブ体験
幕張本郷からのバスを降りて入場ゲートへ。
まずは目の前の西休憩ゾーンにある「エコドライブシミュレーター体験コーナー」へ。グランツーリスモの前に腕ならしですよ。コレ、20〜30分待ちでした。
包まれ感がカッチョ良いコイツに乗れたですよ。
コイツはホンダのドライブシミュレーターで、コクピット周りはシビックTYPE-Rっぽい感じなのでナカナカ燃えますな。
ゲームとはいえ運転シミュレーターと言うことで、ジミーにウインカーを出して、法定速度内でジンワリとアクセルを踏んだりゆるめたりします。
高速道路のインターチェンジに入ろうとしたら、そのタイミングで同じ車線に車がいるので、追い越してしまおうか後ろに付こうか迷う…、みたいなビミョーでありがちなシチュエーションがありましたな。狙って作ったシチュエーションなのかどうかは不明。
んで、結果は。
良かったんだけど、胸を張っていいかどうかはビミョーな感じの順位ですな。いわばボケ殺し。むー。
終了後に「今回のエコラン体験はどうでしたか?」みたいなアンケートにマルを付けさせられたんだけど、体験したワタシが思ったことは…
- アクセルペダルのバネが弱いと、アクセル開度を知覚しにくいので、エコランに不向き
- 遮音性が高くエンジン音が聞こえにくい環境では、タコメーターを注視することになるので危険&エンジン回転数がつかみにくいので、エコランに不向き
- 高級で遮音性の高い車は、これらの理由で、エコランしにくいのではないだろうか?
ま、書かなかったんだけど…。
警察も出動中
エコランの整理券をもらってからの退屈な待ち時間は、目の前のイベントを見て時間をつぶしてました。
モトクロスのトリッキーなデモ走行を見たり、Bay-FMの公開放送を見たりしたんですが。
なかでも私の目を引いたのは、こちら。
千葉県警のパトカーですっ!
モーターショーって空間だと、パトカーも展示車両の一つに数えられちゃうから不思議。
あと、後ろに立ってるお巡りさんのニコニコした感じも結構良いですなー。
パトカーの他に白バイも展示されていて、ソチラには交通機動隊の制服を着たオネーサンが立ってました。白バイも写真取ろうと思ってたんだけど、撮り忘れちゃったなー。
「パトカーに乗ろう!」と思えば、乗るのはけっこう簡単なんだけど、合法的にパトカーに座らせてもらおうと思うとソレはほぼ不可能なんではないでしょうか?
まして今回は運転席に座れちゃってますから。
シンジラレナーイ!
そりゃー乗ってるみんなも大はしゃぎするわけだわ。
んでもって、イベントがないときは広場のジャンボビジョンに千葉県警の交通安全啓蒙ビデオが流れてたんですが。
「飲酒運転が引き起こしたひき逃げ事故」をテーマにした、なんっつーか、免許更新の時にゴールドじゃないヒトが見せられるヤツの、もうちょっとヘビーな感じって言うか…。
「あなたが謝ったって、子供は帰ってこないのよ! 子供を… 子供を帰して!」
みたいな。
で、コレ、見入るヒトたちが結構いるのね。
せっかくモーターショーに来たんだし、イベント広場でたまたま休憩しているだけなんだから、なんか別なモノを見ればいいのに… と思うんだけど、結構多くのヒトが見ていたのがスゲー不思議でした。
もうちょっと後ろから見るとこんな感じ。
ね、たくさんのヒトが見てるでしょ? 不思議ー。
乗れる5つの試乗会
今回のモーターショーでは「見て、触れて、感じて」をテーマに、5つの試乗会が催されているんですな。
中でも目玉はセーフティードライブ体験試乗会と、4×4アドベンチャー同乗試乗体験会ってやつでして。
- セーフティードライブ体験試乗会-
- ABS(アンチロックブレーキ)やESC(横滑り防止装置)の機能など、車の安全性能を実際に運転して体感することが出来ます。
- 試乗車:マークX・スカイライン・シビックハイブリッド・BMW3シリーズ・ベンツC200等々
- 4×4アドベンチャー同乗試乗体験
コレどーですか? どっちも楽しそうですよねっ♪
運転好きなヒトなら自分でハンドル握れる前者を、そうでないヒトはスリルとサスペンスの後者をって感じで。
整理券を1時間に1回配布しているので、入場したらダッシュして並んじゃうと良いと思うですよ。ハイ。
- 商用車同乗試乗会
- トラック等の様々な商用車に同乗し、商用車の進化を体感することが出来ます
まー、コレまた地味ですな!!
だけど、コレしかチケット余ってなかったのよ。
試乗会に気がついたのが午後の最終回でさぁ…。
んでチケットが「バス」か「ライトバン」しか残ってないって言われたですよ。
困ったので、っつーか選びようがなかったので、チケットを配布している受付のお姉さんに
「バスとライトバン、どっちが面白いと思う?」
って尋ねたら、カウンターのすぐそばでサラダせんべいをかじっていた別の受付のお姉さんが「ブッ」って吹き出したですよ…。
んで、オイラが選んだのはバスの試乗体験でした。
まずは日産が誇るシビリアンというマイクロバスに乗りました。
バスが発車すると、係員の人たちが沿道で力一杯手を振ってお見送りしてくれます。
案内人として係員の実直そうなオジサマが同乗して、解説がありました。
「今回のこのシビリアンはガソリンエンジン車でして、ディーゼルエンジンとはひと味違う静けさを感じていただければなあ、と思います」
と、ソレを聞いて大学生風の3人組が
「え、だから何?」
「ってーかさ、ガソリンとディーゼルだと何がどう違うの?」
「静けさって?」
とか言い合っている。
とー、ソレを聞いた係の方が
「あ、ソレはですね、ガソリンとディーゼルでは爆発のしかたが違いまして。ディーゼルだと圧力が高いもんですから、どうしてもウルサくなってしまうんですね。」
「はあー…」
しかし、それ以上ハナシは弾むコトはなく、係員の方も特にそれ以上説明することはないようで、シーンと静まりかえった車内で、ワレワレはガソリンエンジンの静けさを体感することになったのだった。
バスは幕張メッセを出て、一般道をグルッと一周して、アッサリと10分ほどでメッセへと戻った。
戻ってくると係員の方がまた力強くお帰りなさいと手を振ってくれます。
- わかったこと
- ガソリンエンジンは静か、っつーかフツー
- 沿道の銀杏並木が色づいていたので、紅葉を見るなら今週だなと思った
さて、バスの体験試乗では何と豪華なことに、もう一台バスに乗ることが出来ます!
一度に2台の乗り比べが出来る! やったぜぃ!
っつーことで、今度は日産ディーゼル工業が誇る大型バス、SPACE RUNNERに乗りました。
一見地味な路線バスのように見えますが、しかし全くその通りなのです。
あ、1個ハイテクが。
車いす対応型の低床バスということで、乗客の乗り降りの際は車体を左に傾けて低くし、歩道とバスの床の高さの差を極力縮める設計になっています。
すごいぜ! サイバー!
バスが発車すると、プシューンと車高が元に戻ります。
そしてまた、係員の人たちが沿道で力一杯、手を振ってお見送りしてくれます。
コレには案内人さんがいなかったので、バスは全くフツーに路線バスっぽく走っていきます。
一見地味なバスやトラックやマイクロバンの隊列。しかしこれが、モーターショーの体験試乗会の真っ最中だとは、誰が思うだろうかっ! いや、思うまい。
バスは幕張メッセを出て、同じ一般道をグルッと一周して、またもやアッサリと10分ほどでメッセへと戻ってきたのだった。
戻ってくると係員の方が、またまた力強く、お帰りなさいと手を振ってくれます。
- わかったこと
- ディーゼルエンジンは、たしかにちょっとウルサい。
- 銀杏並木はちょっと青い部分もあったので、来週末でもイイかもと思った。
ここまでのまとめ
書いてたら思った以上に長くなったので、ココまでってコトで。
続きは気が向いたら書くかもしれません。