ーOOO-事件は現場で
そーいえばこないだはお笑いのライブを見てきたですよ。
「笑うオーケストラ」というイベントで、お笑いあり〜の、音楽あり〜の、といった感じ。
会場がすごい狭くて、出演者との距離がすごい近い。んでもって本番が終わった出演者さんたちは客席の後ろの方にいたりするので、これまた距離が近い。前回のこのイベントに来たときのユルい感じが良かったので、また見に来たというワケです。
当日の天気は雨から雪に変わり、足下の悪い中、狭い会場はギチギチの満員で、すごい熱気でした。
最後の出演者全員の挨拶の部分で、あるお笑いさんが「このイベントがすごいスキなんですよ〜」って言ってました。「なんか最近、お笑いで勝負とかそんなんばっかりで。お笑いって、そういうもんじゃないでしょって言うか、お笑いに『勝ち負け』ってのがなんか、っていうか〜」
んで今回はバンドさんのCDを買いました。K's POCKETさんというバンドです。エレキギターありーの、バイオリンにサックスありーののフュージョン系ポップスバンドなのだそうで。
ググるとYouTUBEに動画が上がってました。
狭い会場で聞いたときは、もっと音にまとまりがあったんですけど。コレは録音状況が悪いのかな。なんかピンと来ない。
そーいえばこないだ行った「はじめてのJAZZ 2」というイベントで、イトイさんが
「このイベントで『ジャズっていいなぁ』と思ったヒトが、おすすめのCDを買って聞いてみると、『んー?』『なんか違う気がする…』みたいな気分になっちゃうと思うんですよ」
と言ったら、山下洋輔さんが
「いいんじゃないですか。本当に素晴らしいことはいつだって、現場で、会場で、ナマで起こっている、と。そういうものです」
みたいなことをおっしゃってましたな。
んでこのイベントに出てくるお笑いさんの中で、「闘犬」さんという漫才コンビのお二人がめっぽう面白かったです。コントじゃなくて、キチンとネタを作った漫才らしい漫才でした。
闘犬は前回も出演していてキッチリ笑わせてくれたので、今回はキチンとコンビ名も覚えて、これからの二人を応援しようかなーと思いました。
んで、闘犬を検索して公式ページを見てみたら、
ええええー?
ふたりのそれぞれのブログを見てみると、笑いの方向性が違うのでコンビを解散することに決めた、というコトでした。
そしてワタシが見たのは、二人の最後の舞台だったのでした。
なんか息が合ってて見てて面白かったんだけど、そっかー。わかんないもんだなー。
闘犬さん、いままでお疲れ様でした。
お二人のそれぞれの未来を応援しております。がんばってくだされ。