ーOOO-第10回石渡山市民レース大会
今日は宇都宮市森林公園で行なわれた、「ゲロルシュタイナーカップ・第10回石渡山市民レース大会」という自転車レースを見物してきました。
一般市民や高校生、プロなどが混走するレースで、なかなかレベルが高いのですが、今回はなんと驚くべきコトに…。
って、ここまで書いておいて何ですが、コレは映画「シャカリキ!」のお話です。今日は朝から映画の撮影を覗きつつ、エキストラのボランティアで参加してきました。
今日はスタートとゴールの撮影でした。
スタートシーンは、ワタシのような観客のエキストラのほかに、自分の愛用のロードサイクルを持ち込んだレーサー役のエキストラさんもいて、なかなかの壮観。
んで、「選手を応援したりしてくださいねー」って指示があったんだけど、フツーに応援しようとすると「がんばれー」「がんばってー」くらいしかセリフが浮かんでこない。
なので、目の前にいた選手役のエキストラのヒトに「すいませんが、お名前は何と言うんですか?」と尋ねてみました。
「あ、○○です」
「んじゃー、『○○頑張れー!』って、応援してあげますよ」
「え? あ? …じゃあ、『マーくん』でお願いします」
ということで、ワタシの周りにいた数人は、見知らぬ「マーくん」を全力で応援しました。
撮影の合間に
- マーくんの自転車は総額50万円らしいが、本人は「大したこと無いッスよ」と謙遜
- 実は全くレースに出たことがないらしい
- この日の撮影のために、マーくんは有給休暇を取った
とかいったマーくん豆知識を仕入れたのですが、そうするとなんだかスゴい親しみがわいてきて、応援にも熱が入りました!
ココだけの話、ゴールで盛り上がる部分より、ワタシはスタートでマーくんを応援する方が熱が入りました…。
今回はウチのアニキと参加したのですが、現場に到着するとウチのアニキは
「じゃ、キミ、警官役で」
と言われて、別室に連れて行かれ、警官役の衣装を身にまとって出てきました。
「警官は後ろの方で、ジッとしている感じで」
と指示されて、みんなの後ろのカメラに写りにくい位置で、ジッと本気で警備していました。
ウチのアニキは背が高くスリムで肩幅があるので、警官の制服を着るとピシッとしていて中々似合う。あまりにも警官らしい警官っぷりに、周りの人から「撮影現場の監視でホンモノの警官がいるよ…」っていう視線を浴びたそうです。
「せっかく来ていただいたのに、映らない位置でスイマセンねぇ」
と助監督さんはじめスタッフのヒトには気の毒がられ、可愛がってもらったそうです。
あと、レーサーのエキストラで参加していた樋口真嗣さんに、なぜか話しかけてもらったとかで、大変うれしそうでした。
アニキは警官役の任務を遂行… もとい、エンジョイしたようで、スゴく楽しそうでした。
しっかし、今日いちばんビックリしたのは、エキストラで樋口カントクがいたことですな。カントク! アナタはエラいヒトなのに、なんでこんなトコでこんなコトをしているの? 自転車雑誌の連載コラムのネタにするのかな?