ーOOOー水ジャンキー
なんでも、一日に2〜5リットル水を飲んだ女性が脳に重い障害を負った、ということらしい。
驚いたね、どうも…。
というのは、ワタシは1日にたぶん3リットル以上水を飲んでいるから。
仕事場が暑すぎて、蛇口に付けたホースからがぶがぶ飲んでいるので、正確に何リットルかはわからない。
んー、生水は健康に悪いんだね…。
友人は大工さんなのだが、夏場は塩を入れた麦茶をたくさんつくって現場に持って行くのだという。汗をかいて身体から塩分が失われるから、塩を補給するのが大事なのだとか。
そーだよな。自分の身は自分で守らないと。
これからは仕事中に積極的に塩をなめることにします。って、なんか気が進まないなぁ…。
驚いたことがもう一点。
そーいうわけでワタシは一日3リットル以上水を飲んでいるのだが、ちっとも痩せないと言うこと。
なんだ水ダイエットって? そんなの初耳だよ!
あ、もっともっと水を飲めばいいのか?(←危険です)
ってか水ダイエットも納豆ダイエットみたいな、マユツバっぽいヤツじゃないのー?
余談だけど、納豆ダイエットがなんであんなにブームになったかって言うと、「納豆を1日3パック食べる」っつーのがあまりにも敷居が低かったからだよね。
たとえばなんか苦ったるいチョコを有り難がって、ガマン大会みたいな感じでモリモリ食べるみたいなのが流行ったけど、やっぱ続かないワケじゃん? だって美味しくないし。
あ、ここでは苦いチョコが健康に効くか効かないかという話はしてないよ。ほかにも青汁とか、酢大豆とか、健康に良いとされる物はクセがあるっつーか、なかなか食べ続けられない物だよね、という話ね。
納豆もマズいっちゃーマズいけど、でもそんなに納豆好きじゃなくても、1日3パックっつーか1食1パックくらいならフツーに食べられるワケじゃない?
あの当時すでにウチの会社では1日2食は納豆を食べていたので、
「もう1パック食べれば健康になれるんだけど?」
「ってかあと1パック食べたくらいで何がどう変わるのさ?」
みたいな話をしていた。
誰でも手軽に簡単に続けられる健康法だったから、ブームに火がつき過ぎちゃって、問題が発覚しちゃった。
アレ、実験のデータも捏造だったわけで、じゃあ誰が「納豆1日3パックで健康に!」って言い出したかって言うと、放送作家が番組の企画会議かなんかで決めたわけでしょ?
「納豆1日1粒で健康に!」なんつーと、少なすぎる。
「納豆1日1キロで健康に!」なんつーと、多すぎる。
誰でも試せそうなんだけど、みんな続けられなくて挫折しちゃうような、それでいて「効きそうな」分量がどれくらいかをテキトーにでっち上げることが、あの番組の放送作家の腕の見せ所だったはずだ。
で、
「納豆1日3パックも食べるヤツぁいないよな!」
とか思ったんだろうけど。それは番組の制作が関西テレビで関西人揃いだったからチェックが甘くて。*1
関東では納豆はフツーに食べられていたから、ブームに火がつきすぎてしまった、と。
でもまあ、その異常なブームのおかげで捏造が発覚したわけなんだけど。