ーOOO-オレと電動鼻毛カッター
「汚れたオトナになんか、なりたくない!」と思っていても、全ての人間に残酷かつ平等に時間は過ぎていき、子供は子供のままでいることは出来ず、全てのコドモはやがてオトナになってしまうものだし、その運命から逃れることはできないのです。
たとえば、子供のころは信じられないかもしれないけれど、オトナになると鼻毛が伸びてくるモノなのです。
それも、モサモサと。
うひゃー! 汚れたオトナ!
でも、汚れたオトナはオトナなりに「汚れたオトナになんか、なりたくない!」と思っているので、いちおうキチンと手入れをするんだけど、残酷かつ平等に時間は過ぎていくものだから、勝手にヤツらは成長してきて、イザというときにやっかいじゃないですか?
たとえば友達と飲んでるときにちょっとトイレにいって、ふと鏡を見ると
「ぴろりん」
と、コミカルに一本コンニチワしてたりなんかして。
げげっ! ヤバい! と思ってあわてて指でつまもうとするんだけど、スカッ、スカッと指は宙を舞う。
指先のツメとツメをピッタリ合わせるようにして、ぐいっと引っ張る … スカッ!
アセってきて鼻息が荒くなってくると、鼻毛がひこひこ動いて出たり入ったり。んもー!
狙いを定めて、ここだッ! ってタイミングで「グィッ!」とすると、たしかに掴んだはずなのに、固くて細くて短くてしっかりとした鼻毛はツメの間をするりと通り抜けてしまう。で、鼻毛は抜けてないのにもかかわらず、鼻は痛かったりしてな。
もっかい鏡をみると、いま抜きそこなった鼻毛はツメでしごかれて、くるりんと大きくカールしている。掴みにくそう。ってか、カッコ悪いし!
なおかつ引っ張っちゃったもんだから、さっきより大きく手前に出てきちゃって、みっともないったらありゃしない。
世にもカッコ悪い鼻毛が、鼻息にあわせて出たり入ったり。
もうコレは何が何でも今すぐ抜かなければ!
ひときわ慎重になってツメを動かし、「確かにつかんだ!」というタイミングでグイッと引っ張る!
ブツーン!
ぬぬぬ、抜けた!
すげーハナが痛い!
で、あらためて鏡をのぞくと、抜くべきだったはずの鼻毛は元気に「ひこひこ」していて、いま抜いたのは関係ない鼻毛だったことに気が付いたりしてな。
えー…、もう一回抜くの?
で、そういうのはイヤなんですよ。
もっとマメに手軽に鼻毛のお手入れがしたい!
ところでコドモと違って、オトナは多少のことはカネに物を言わせて解決することが出来る。
ああ、そうさ、オレは薄汚れた汚いオトナなのさ!
と、いうことで買ってしまったですよ。
Nationalの電動鼻毛カッター、ER430P-Hをッ! (→この商品)
コレはですね、もうスゴいですよ。
物欲番長スタパ斉藤もオススメしてる商品ダヨっ!(→この記事)
何が良いって、もうとにかく切れ味がよろしい。
鼻毛って、結構剛毛なモノじゃないですか?
だからパワーが足りなかったり、切れ味が悪い鼻毛カッターを鼻の中に突っ込むと、
「ジョリジョリジョリ…、ギャッ!」
って、鼻毛を噛み込んで止まったりなんかして、想像を絶するほど痛かったりするじゃないですか? って、自分は経験ないんですけど。いや、でも、想像するだけで痛いよなっ!
コレはそんな心配がない。とにかく切れ味がよい。
で、切りながらマシンが鼻毛を吸い込んでくれるのも良い感じ。切ったあとの鼻毛の屑が鼻の中に飛び散らない。
電源入れて、じゃーっと切って、おしまい。
まったく手間いらず、拍子抜けするほど簡単。
あまりにも簡単にきれいサッパリしてしまうので、もっとその効果を存分に試したい気がしてきた。
なので、高級電動鼻毛カッターはいったん大事にしまっておいて、あらためて自分の鼻毛を伸ばしてみることにした。
存分に鼻毛がモサモサと伸びてきたところで、さて電動鼻毛カッターは…と思って探してみたら、見つからなかった。
大事にしまっておいたら、どこにしまったか忘れちゃったな…。
あれー? 困ったな…(鼻毛をモサモサさせながら)。