ーOOO-夜の参道そぞろ歩き…明治神宮アカリウム

 先週の月曜日に書いた「秋の夜長のライトアップ…明治神宮「アカリウム」」というレポートの続きです。

 明治神宮御社殿復興50年記念の夜間特別ライトアップ「アカリウム」は、平成20年10月31日と11月1日の2日間行われました。
 通常では夜間は閉門なのですが、この日は特別です。ワタシは11月1日の夜に参拝してきました。


 前回のレポートでは表参道を練り歩く夜間奉祝パレードの様子と、明治神宮の原宿口にあった提灯(「オーロラ提灯」と呼ぶのだそうです)のすごさをレポートしましたが、いよいよ中に入ってみます。

 明治神宮の中の参道はそれほどライトアップされておらす、静かな空間が広がっています。
 ワタシはその落差に驚きました。東京の真ん中で、こんな闇の深さを感じるとは。



 参道の路面は青い光で点々とライトアップされています。ホントはもうちょっと明るいんですが、ワタシのカメラではこんな程度にしか撮れません。
 ぜひ、Wikipediaの明治神宮アカリウムの画像をごらんください。



 場内にはちいさな泉が。
 そこから光があふれ出しています。
 霧がかかっていたのか、スモークがたかれていたのか? その光はひんやりとしていてやわらかく、静謐さや聖性を感じさせます。



 明治神宮に行ったことがある方はご存じのことでしょうが、ずらっと日本酒の樽が並んでいました。
 毎年新酒を奉納しているんですね。



 日本酒だけじゃなく、ワインも奉納してある!
 明治天皇は「和魂洋才」を旨とし、西洋文化を積極的に採り入れ、葡萄酒をお好みになったのだそうです。


 
 南参道から大鳥居を抜け、さらに奥に進みます。

 左右に見えるのは菊の花の展覧会です。
 ここまで歩いてきたのですが、お祭りっぽいのに参道に屋台が出ていません。その静けさが神聖な空間を保つ上で、いい感じだと思いました。


 
 大鳥居をくぐり抜け…
 
 御社殿南神門を抜けると…
 
 すごい人の渦が!
 そしてちょうどこれから、アカリウムのグランドフィナーレが始まるところだったのです。
 その模様はまたこんど、ということで。