ーOOO-ノートンで決めろ!…ノートン360 バージョン3.0

 シマンテックさんのセキュリティ製品といえばノートンアンチウイルスが有名です。
 しかしシマンテックの製品はそれだけではないのです。
 インターネットのトラブルだけでなく、ファイルのバックアップや、PCのメンテナンスなどなど。あらゆる角度の要望に応えるオールインワンパッケージ、それがノートン360なのです。
 
 そんなノートン360の最新版が、3月6日の発表と同時にダウンロード販売が開始されました。
 ということで、そんなシマンテックさんの最新製品を見にブロガーミーティングに行ってきました。

 最新版のノートンアンチウイルスに搭載された「パルスアップデート」が、いよいよ360にも搭載されました。
 新種のウイルスに対するワクチンなどの定義ソフトを、平均5分から10分でアップデートします。



 定義ファイルが小さいので、アップデートの動作が高速というメリットもあります。
 また、使いやすさにも配慮されています。
 「Liveupdateを実行」、「今すぐスキャン」といったよく使うボタンがまとまって配置されています。



 そしてノートンセーフウェブ機能です。
 Googleなどの検索結果に、サイトの安全性を評価する表示がくわえられています。
 検索結果の横に、緑色のチェックマークがついているのがわかるでしょうか?



 このリンク先のページなら、ウイルス感染や個人情報流失などの心配はありません。
 マークにカーソルを合わせると、さらに詳細な表示が現れます。


 いったん安全性が保証されたサイトでも、改ざんなどでウイルスが埋め込まれてしまうことがあります。
 もしもこのようなページに遭遇した場合でも、もちろんノートン360が未然にウイルス感染を防ぎます。と同時に、この情報は直ちにシマンテックのセキュリティセンターに送られます。
 そしてこの通報を元にして、セーフウェブのデータベースは書き換えられ、「このサイトは危険である」と表示されることになります。もちろん、そのサイトの安全性が改めて確認されれば評価は戻ります。
 すべてのノートンユーザーの情報を元に、このデータベースは新鮮に保たれ続けます。


 そして、ノートン360の機能はインターネットのセキュリティだけではありません。

 新機能の一つが、「起動マネージャー」です。
 ウインドウズの起動時に、もたもたした重さを感じることはありませんか?
 これはいくつものソフトが同時に起動しようとするからなのです。


 アンチウイルスなどの「起動と同時に必要なソフト」と、プリンターの管理ツールなど「ちょっと後で起動してもかまわないソフト」の優先順位を自分で決めて、優先順位が低いソフトはあとで起動させてやることで、起動時の重さは改善されます。


 新機能の追加だけでなく、従来からの機能のブラッシュアップも図られています。

 バックアップ機能では、シマンテックはユーザーのために標準で2GB(容量追加可能)のオンラインストレージを用意しました。
 このオンラインストレージにバックアップしたいデータをドラッグ&ドロップしてやるだけで、そのデータは常にバックアップされるのです。



 これらの機能を紹介するためのヘルプファイルの充実も図られています。


 そのほかもろもろのイベントのユルい部分についてはまた今度と言うことで。