ーOOO-GO!GO!SMILE … 東京スマートドライバー

TOKYO SMART DRIVER

 こないだ第三回スマドラミーティングに行ってきたですよ。
 以前にもチラッと書いたんですが、東京スマートドライバーというのは首都高の事故防止キャンペーンです。
 んでフツーの事故防止キャンペーンというのは、お巡りさんが取り締まりを厳しくするとか、そんな感じですよね?
 東京スマートドライバーの場合は大きく違う。「みんなでスマートなドライブをしよう!」という呼びかけなのですな。楽しく進んで交通安全しちゃおう、というノリです。

-1 = -2 = -3

 首都高で最も多い事故は「追突」で50%です。
 「追突」の多くは渋滞の中で発生するそうです。ノロノロ運転中に気を抜いて、ついうっかり追突してしまう。事故渋滞が事故を生み、さらなる渋滞を生み、長い渋滞の中でさらに事故が引き起こされ…という悪循環です。
 次に多い事故は「車両接触」の26%です。
 「車両接触」は高速道路の合流地点で発生することが多いそうです。合流しようとする車と周囲の車のコミュニケーション不足で、不自然に強引に割り込んでしまう形になり、それが事故を引き起こします。
 事故の約8割は、ドライバーのちょっとした不注意によって引き起こされているのです。


 で、ちょっと考えてみてください。
 事故が少なくなれば、渋滞は短くなると思いませんか?
 渋滞が短くなれば、追突事故は減ると思いませんか?
 そうすると、渋滞はさらに短くなると思いませんか?


 渋滞ではイライラしないで、車間距離をすこし広めに。
 合流地点では急な車線変更はせず、合流する車に車線をゆずって安全に。
 みんながちょっと意識して事故を起こさないようにすれば、渋滞が減ってすいすいドライブ。みんなハッピーになれます。
 これがスマートドライビングです。
 東京スマートドライバーは、そういう「スマートなドライビング」を広めようという形の交通安全キャンペーンなのです。
 ちなみに事故が1件減ると、渋滞が2キロ減って、CO2が3トン減らせるのだそうです。

GO!GO!SMILE … 5月5日はみんなの力で事故ゼロを!

 はてさて。そういった事を地道に広報し続けている東京スマートドライバー計画ですが、こんどビッグな企画にチャレンジしてみることになりました。
 2009年5月5日の朝9時から夕方6時まで、J-WAVEホリデースペシャル「GO!GO!SMILE(仮題)」という東京スマートドライバーの番組を、9時間にわたって生放送を行います。
 そして「この9時間の間は、みんなの力で首都高の事故をゼロにしよう!」というキャンペーンを行います。


 えええええっ? 事故ゼロに挑むの!?
 それ、無理じゃない?
 だって、ゴールデンウイークのど真ん中だから、車が多いんじゃないの?
 それも、普段は運転してないようなサンデードライバーが多いはずだよ、きっと?
 あと、高速道路のETC料金値下げが4月末から始まるから、ゴールデンウイークは全国各地から車が集まるんじゃないの?


 首都高の担当者さんは、こういいます。
「ネガティブな要素は多いですが、だからこそあえて今、事故ゼロに挑んでみたいんです」
 おおお、力強い言葉だ!
 そして山名さんはこんな事を言いました。
「みんなの意識を変えることで、事故はゼロにすることが可能なのでしょうか? コレは世界初の社会実験なんです」
「『事故をゼロにするなんて不可能じゃないか?』と思わずに、不可能を可能にするちょっとした勇気をプレゼントする日にしたいです」
「『世の中何をやっても変わらないんじゃないか』という気持ちを壊すための、日本を元気にする日にしたいんです」
 おおお! なんかいいなぁ! 元気出てくる!


 と、いうことで、「こんどの5月5日は首都高の事故ゼロにチャレンジする日」です。
 事故の約8割は、ドライバーのちょっとした不注意によって引き起こされています。
 だから。
 ちょっと注意すれば、8割の事故は減らせるはずなんですよね。
 ぜひあなたも、5月5日は事故ゼロにチャレンジしてみませんか?
「自分は運転しないから」というアナタも、この話をみんなに教えて広げてください。
 そして5月5日からといわず、今日からスマートなドライビングにチャレンジしてみてくださいね。

番組企画募集中!

 ところで、さっきの5月5日のJ-WAVEの9時間生放送ですが、企画をまだまだ募集中だそうです。
 「こんなコーナーがあるといいなぁ」「あんなゲストに来て欲しい」とかいったリクエストがあったら、東京スマートドライバーにメールするか、スマドラミーティングに来るとかしてみると良いでしょう。
 スマドラミーティングでは、「はじめて高速道路に乗る初心者を集めて、みんなで首都高を運転して慣れてみよう!」とか、「事故多発地帯にスマドラの看板を置いて、注意を促そう!」とかマジメな企画が多かったです。


 っつーことでオイラも企画出しを。
 それもネタっぽいヤツを。
 (以下はネタだからJ-WAVEとか首都高さんとかに問い合わせないこと)

◆EVデロリアンを呼んでみたい!

 バックトゥザフューチャーに登場する車、デロリアン。これを電気自動車に改造した方が広島県におられるそうです。

 このEVデロリアンを、5月5日に呼んでみてはいかがでしょうか?エコだし。かっこいいし。

  • 企画案1)EVデロリアン・マラソン計画
    • 広島からJ-WAVEのある六本木まで、生放送の9時間のあいだに走ってこれるかどうか?という企画。
    • 途中で充電できるかどうかが問題
  • 企画案2)ホメパトEVデロリアン計画
大山顕さんを呼んでみたい!

 日本ジャンクション公団総裁の大山顕さんをゲストに呼んで欲しい。すごい高速道路の写真をツマミに、熱い高速道路トークを炸裂させて欲しい。
 「地方から東京に来たなら見ておきたい、首都高の名ジャンクション(仮)」とか、「首都高から見える美しいコンビナート群(仮)」とか、そういう角度であれこれかたってもらいたい。
 もうこれだけで9時間みっちり埋まっちゃいそうだよな!

◆ラジオCM大賞をやってみる

 「9時間の生放送の中で、19本の首都高のCMを流すことになっていて、これをどうするか考えたい」みたいなことを言っていたので提案。
 スマドラに関するCMのシナリオを募集して、実際にオンエアする。
 投票の便宜を図るために、作品をYouTubeにアップするのも良いかも。
 最も優れた作品を選んで最後に表彰する。

  • メリット
    • 応募者はスマドラについていろいろ調べ、様々な角度から検討する
      • → 応募者に対するスマドラの認知度アップ
    • 投票者は多くの作品を聞き比べ、様々な切り口でスマドラを捉える
      • → 投票者に対するスマドラの認知度アップ

 っていうか、広告批評の最終号とかに東京スマートドライバー計画が取り上げてもらえたら、すごくうれしいよね。