ーOOO-私的ローマ字省入力の模索

 追記:「ん」とか「っ」とか「ー」などの入力で困ってる方は、コチラの記事をどうぞ。→初心者ローマ字Q&A


 なんかこー、書かなきゃいけないことや書きたいことが山のようにたまっているので、アウトプットするために文字の入力速度を上げたいなーと思っていますです。
 ワタシはローマ字入力派です。ローマ字っつーのは、皆さんご存じのように基本的に子音+母音の組み合わせで、ひらがなを一文字入力するために平均2文字打つ必要があります。
 で、かな入力っつーのがありますよね。アレは基本的に1文字入力するのに1打鍵ですむわけです。
 超ラクチンそう。うらやましい。自分も覚えてバリバリ入力したい!
 でも、いまさら新しいコトを覚えるのも、面倒だよね…。
 どうせ新しいコトを覚えるなら、全く画期的なことを覚えて画期的なタイピングスピードになりたい!っつーことになると、親指シフトとか、飛鳥配列なんつーのがありますな。こうなるとホントにもう最速って感じがします。
 で、親指シフトとか、親指シフトをさらに合理的にした飛鳥配列を導入しようとしたんだけど、どーもうまくいかない。ソフトの導入がなんだかうまくいかないのと、あと「新しすぎることを覚えるのは大変!」ということ。


 ローマ字入力をベースに、ちょっとだけ合理化を図りたい!
 っつーことで目を付けたのが、ローマ字入力それ自体の合理化、省入力だったのだ。


 ワタシが使っているATOKでは、通常の単語登録だけでなく、ローマ字入力のキー入力、というかローマ字表それ自体をカスタマイズすることが出来る。これを生かしていきたい。
 ある種の定型句に関しては、母音を省略して入力できるようにすることで、打鍵数を減らせるようにしてみたい。
 とりあえず、接続詞に省略形入力が使えるようになると便利っぽいのではないか。接続詞部分に限ることで、「ああ、この部分は省入力がつかえたんだっけ」と思い出せるようにしておきたい。
 たとえば、こんな定義をしてみた。

 sksi=しかし

 通常ならば、s・i・k・a・s・iで6打鍵だ。これが、途中の母音を省略することで4打鍵になっている。
 省略入力で短さを追求するなら、語尾の「i」も削って良いのだが、そうしないのにはワケがある。これについてはまたあとで。
 6打鍵のモノが4打鍵になったところで、カナ入力ならば「し・か・し」は3打鍵なのだから、やっぱりカナ入力の方が有利だ。
 では次の場合はどうだろう?

 dkdo=だけど

 通常ならば、d・a・k・e・d・oで6打鍵だ。これが、途中の母音を省略することで4打鍵になっている。
 これがカナ入力ならば、「゛」の入力には1鍵必要だ。「た・゛・け・と・゛」ということで、5打鍵必要だ。この場合、省略ローマ字のほうが1鍵短くなるのだ。

 cto=ちょっと
 cta=ちゃった

 省略ローマ字入力なら3打鍵、カナ入力なら4打鍵の例だ。
 「ct=ちょっと」に限っても良さそうなモノだが、語尾に使う言い回しの「ちゃった」に対応させるために、最後に母音を付けるルールにしてある。
 さらにもっと複雑な省略入力に関しては、ローマ字の拡張ではなくて単語登録機能で作りこんでいく手もあるだろう。


 ということで現在は省略形ローマ字入力についていろいろ試行錯誤中だ。キチンと掘り下げていけばそれなりに面白いモノになりそうだ。
 目下の問題は、自分で定義したモノがすでによく分からないことになっている、という点だ。変なタイミングで変なひらがなが混ざってくるので、誤変換率が高まっている。
 どーすっかなー、めんどくさいな…(←超投げやり)