ーOOO-横浜開国博Y150のヒルサイドエリアは、まあまあオススメだった!

 日米修好通商条約から150年を記念して先日から行われている横浜開国博Y150
 そしてきたる7月4日から新たにはじまる横浜開国博Y150ヒルサイドエリア」の内覧会に行ってきました。この日はブロガー含むマスコミと、招待された市民向けの内覧会でした。
 ところでワタシは先日、横浜開国博Y150のベイサイドエリアをけちょんけちょんに書きました
 だから二度と呼ばれることはないんじゃないかと思いながらエントリーしたのですが、内覧会に当選してしまいました。開国博の運営側は、不利な情報を書かれるかもしれないリスクを承知の上で、ワタシを内覧会に呼んでくださったのではないでしょうか。
 ということで、前回のように正直な気持ちでイベントのレポートを書かせていただきます。
 
 長くなるので先に結論から書きますと、Y150ヒルサイドエリア会場はズーラシアに隣接しているので「動物園のついでにイベントを見学する」という気分ならけっこう楽しめるでしょう。反面、イベント以上のモノ…つまり博覧会的な要素を求めると裏切られることになるでしょう。
 開国博Y150ヒルサイドエリアは市民参加型のワークショップ等が多いです。バザールっぽいですが、いわゆる博覧会的なイベントではありません。
 開国博ヒルサイドエリアの入場料は600円、ズーラシアと開国博ヒルサイドエリアのセット入場券は980円です。
 そのほかワークショップは一部実費負担ですが、かなり安くあれこれを体験することができます。各々のイベントは10日程度で入れ替わるので、いつ行っても新鮮な体験を味わうことができそうです。
 

*1 セグウェイに乗り損なった件について

 お昼すぎに会場入りして、のんびりセグウェイ試乗コーナーに駆けつけたワタクシ。しかし無情にも
「試乗できるのはこちらの方までです」
 がびーん。
 オイラの目の前で終了〜。
「今日は次の回は何時から…?」
「本日はこの回で終了です」
 がびーん。

 あああ、みんな楽しそうだなー…。
 うらやましい…。
 男女問わず、老いも若きも、乗った人はみんなニコニコしていたのがとても印象的でした。

 この会場では8月の毎週「金・土」に1日4回程度セグウェイに試乗することが可能だそうです。またそのときは写真のように区切られた柵の中だけではなく、一部会場内の通路を走ることができるそうです。

*2 銀細工のブローチを作ってみた!

 銀細工の体験をさせていただけるワークショップがあったので、参加してみました。
 本物の葉っぱから型を取った銀細工の素になるものが登場します。大きさによって値段が違います。


 ちなみにワタシが手に取った大きさで1000円でした。
 ところでこのワークショップは三菱マテリアルさんが協力してくださったのだそうで、普通にやったらこの値段でこの大きさの銀細工は作れないと言うことでした。


 銀粘土を練って伸ばし、ヒモを作ります。
 それを葉っぱの上の部分につけて、ストローに巻き付けるようにして輪っかを作ります。


 しばらく乾かしてから焼成。40分経つとこの状態になります。
 とても銀とは思えない、真っ白な物体です。


 コイツをワイヤーブラシでワシワシとこすります!
 すみずみまで、まんべんなく、力強く!


 と、こんな状態になります。
 光ってくると急に宝物に見えてくるから不思議です。
 しかも、自分の手で光らせたんだから、喜びもひとしおです!


 こんどは砂消しゴムみたいなのをつけた電動ドリルっぽい「リューター」という機械で磨きます。
 ちょっと歯医者っぽい気分です。
 ドリュドリュドリュっと。


 ほんでもって、ここで千枚通しが登場します。
 といっても、さきっちょの針を使うわけではありません。
 寝かせて、表面をしごくようにしてやると、あら不思議、ぴかぴかに光り始めます。


 無我夢中でこすりまくると完成です!
 しっかし、自分の手を汚して何かを生み出すというのは楽しいモノですな。
 値段以上の価値があるものを、自分で作った感じがうれしいです。

 ちなみにワークショップは1週間であれこれ入れ替わるので、ヒルサイドエリアに行っても同じ講座が受けられない場合があります。
 こちらのワークショップは横浜市青葉区の「小箱かのん」さんのお店でした。どうもありがとうございました。

*3地味に目に付いた部分紹介


「プレスルームってどんなトコなんですか?」ってたまに質問されるので、プレス受付とプレスルームの全景を撮ってみました。
 ってかこういうのはイベントによって違いますけど。この会場ではこんな感じでした。



 ズーラシアの入り口付近は動物のマネキンが置いてあって、サファリパーク的な雰囲気。
 横浜開国博Y150ヒルサイドエリアは、よこはま動物園ズーラシアに隣接してます。それぞれ別料金なのですが、両方の施設に行くと割引があります。



 巨大なバッタが、でーんとありますな。
 この日はバッタの前で創作ダンスがありました。パフォーマー横浜トリエンナーレ参加アーティストの方のようです。


 会場の周りに広がる棚田の風景が美しい。
 この棚田では稲刈り体験などができるようで、やはり多数のワークショップが企画されているようです。


 これはいったい…!?
 というか、このほかにも(別会場でも)あれこれ見てきたんですが、その話はまた今度と言うことで。

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*1:セグウェイに乗り損なった件について

*2:銀細工のブローチを作ってみた

*3:地味に目に付いた部分紹介