ーOOO-積み木積む気 - 横浜開国博Y150ヒルサイドエリア
横浜開国博Y150、ヒルサイドエリア内覧会のレポートの続きです。
このヒルサイドエリアは博覧会らしさには欠けるものの、市民発表会というかバザー、ワークショップの集合するイベントだと思えばなかなか楽しかったですな。
ワタシが見に行ったとき、場内の積み木のコーナーが目を引きました。
ヒノキの木を使った、素材を生かした生成りの積み木です。
上の写真の右手の方では、ヒノキの木にサンドペーパーをかけてなめらかにして、積み木でけがをしないように表面を平らにならしたり、角を丸めたりしていました。
コレだけ積み木があると、どんどん積み上げたくなるモノみたいです。
コドモたちはみんな、一生懸命高く高く積み上げていました。
下すぼまりで上の方は傾いてきてますな。
見るからにバランスが悪くて今にも倒れそう。でもコドモは夢中で積み上げつづけるし、オトーサンもニコニコしながら積み木を手渡しています。
「失敗するんじゃないかなー」と知りつつも、けがをする恐れはないのだし、じゃんじゃん失敗してもらって、その失敗に学んでもらいたい…みたいな親心なのかしらん。
そこいらへんは良くわかんないんですが、でも「倒れちゃうんじゃないかな… ああ、倒れちゃった」みたいな瞬間を心待ちにしちゃう自分がいて。
あちこちでガチャーン、ガッチャーンってなるのを見てるだけでも時間が過ぎていきます。
ふと見ると、高く積み上げたままで放置されているタワーがあります。
もうちょっと積めそうじゃない?
誰か積めばいいのに。
…積んじゃう?
オレが…?
っつーことで、お調子者のワタクシが、タワーの続きを積んでみましたよ。
これくらいの高さになると、一個ブロックを乗せただけでもグラリ、グラリと揺れます。
指が震えて、背中にイヤな汗が出る。
グラッ!と来たときに、どこをどう押さえていいのかわからない。
塔が揺れているのか、自分が揺れているのか? それさえわからなくなる。
これ以上は無理なのか? と思いながら、もう一段。
グラグラがどんどん大きくなる。
んで、このへんで止めておきました。
ところでこの会場内は壁がなくて、外の風が中を吹き抜けて気持ちがいいんです。
ですが、積み木のタワーを積んでいるときに風が吹いてくると、塔がユラーンユラーンと揺れるので、恐いったらありゃあしない。
この塔がその後どうなったかはわからないんですが、ひょっとしたら誰も見ていないときに勝手に倒れちゃったかもしれません。
なら、最後までどんどん積んで、この手で崩しちゃった方がよかったかもなぁ。
大人になってから童心に返って遊ぶ積み木というのも、なかなか楽しいモノでした。
※ 横浜開国博Y150ヒルサイドエリアは、出展イベントがどんどん変わっていくので、同じイベントを開催していない場合があります