ーOOO-生で見るラ・マシンは、やっぱしすごかった!
先日の横浜開国博Y150ヒルサイドエリア内覧会の帰り道、ベイサイドエリアが気になったのでそちらも見物してきました。この記事に関しては自腹ですよっ!
いろいろあったのですが、前回Y150ベイサイドエリア内覧会のときには動かなかったラ・マシンを、今回とうとう見てきたので、それについて書きます。
会場近くの歩道橋からこれくらい見えるのですが、会場の中に入りました。夜6時から入場できるナイトチケットは1200円です。
ラ・マシンがはじまるころになると、開国博のお客さんがぜんぶラマシンの周りに集まってきます。
ラ・マシンの周りに立っているのはパイロットのみなさん。
パイロットがコクピットに乗り込む。てっぺんに乗っているのは女の子。
昔から、騎手とレイバー乗りはちっこいヤツに限る、ってねぇ。
目に灯が点って…
…動き出す!
大きいモノが動きだす、ただそれだけで見ていて感動する。
クモのお腹の部分に、パイロットが8人乗っている。
それぞれが8本の足を動かしている。
一連の動きは、それぞれのパイロットが連携して流れるような動きを作り出しているのだ。
ぱっと見メカメカしいんだけど、実はとても人間くさい乗り物だ。
ほんとうは、とてもたくさんの動きが出来るはずだ。
もっと早く動くことも出来るはずだ。
それが出来ないのは、会場が狭いから。
ラ・マシンの本領を発揮するには、あまりにも狭い。
20分ほどのパフォーマンスを終え、パイロットが降りて去っていく。
会場のお客さんたちは、あるものは次に自分が見たいパビリオンへ、またあるものは家路へと急ぐ。
さっきまであれだけ賑やかだった会場が、急にガランとする。
去りがたかったので、あちこち写真を撮った。
コクピットの背もたれがデュオレスト(左右二つに割れている)だった。うーん、細かい部分にこだわってますな。
クモの腹の部分にみっしりと油圧シリンダーや配管が集まっている。
パフォーマンスをするためにこの世に生み出された機械の持つ機能美。
通常の建設機械とは違う論理で作られてはいるが、そこには合理性がある。
ほとんど誰もいない会場でバシバシ写真を撮っていたら、パイロット達が戻ってきてラ・マシンを動かし始めた。
スタート位置にラ・マシンを戻すようだ。
フツーに車でがーっと動かしても良さそうなモンだけど、あくまでもクモとして優雅に振る舞いながら、ゆっくりゆっくりUターンしていった。
先ほどのラ・マシンのパフォーマンスの時間と違い、すっかり空が暗くなってきた。
夜空の下で照らし出されるラ・マシンは、巨大感があってとても良かった。
てっぺんに乗ってるおねえさんが手を振ってきたので、こちらも思いっきり手を振り返す。
おーい、おーい!
Uターンしたラ・マシンは、最後にこちらに顔を向けて、停まった。
ん、おねーさん、サービスしてくれたのかな?
平日の夜の静かな会場でラ・マシンを見ると、こういうこともあるよ、ってことで。
先にも述べたけれど、ラ・マシンの持てるポテンシャルはこんなモノではないはずだが、いかんせん会場が狭すぎた。
聞いた話では、入場者が多すぎるときは公演を中止することもあるらしい。安全を確保するためにやむを得ない措置なのかもしれないが、お金を払ってでもラ・マシンを観たい人が多ければ多いほど公演が出来なくなるのだとしたら、とても悲しい話だ。
一つ提案なのだが、土日祝日などの混雑日は、ラ・マシンの会場だけは人数をカウントして入場制限をしてみてはどうだろうか? 入場できない人には気の毒だけど、公演中止にするよりはよっぽどいいと思う。
さてさて、ちびっこ限定ですが、ラ・マシンに乗るチャンスがありますよ!
土日祝日の13:30と15:30、各回10名ずつ、抽選でラ・マシンに乗ることが可能ですよ。うーん、うらやましいなぁ。お子様連れならぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ラ・マシンの写真をバカスカ撮ったので、よかったらこちらもどうぞ。