ーOOO-貴様ら、一緒に首都高の本を作りませんか?…TOKYO SMART DRIVER
昨日はスマドラミーティングに参加してきたですよ。
毎月一回開かれているスマドラミーティング。第十回のテーマは
「春に出したいスマドラブック 編集ワークショップ風 大ブレスト大会」!
で、何がどうしてそうなったのか?
あるいはそもそも、東京スマートドライバーとは何ぞや?
といった話を、ここで少ししますね。
そもそも「東京スマートドライバー」という企画は、「おくりびと」の小山薫堂さんが呼びかけて始まった、首都高の交通安全プロジェクトなのですね。
首都高の交通事故の約半数は、渋滞時の追突事故。さらに約20%は、合流時などの譲り合いに失敗しての接触事故。だから首都高の事故は、警察や法律によって取り締まることだけでは減らせません。首都高を利用するみんなが、優しい気持ちをもって運転すれば、事故はグッと減らせるんじゃないでしょうか?
運転する私たち一人一人は、未然に事故を防ぎながら毎日運転しているわけです。
これを、スマートドライバーと呼ぼうじゃないか、そういうことなんですね。
市民主導型の交通安全運動には各方面からさまざまな反響がありました。
と、いうことで東京スマートドライバーの本を出そう!ということになりました。
高速1000円時代ということで、全国各地から様々なドライバーが東京を訪れ、首都高を利用することになります。
そんなとき、不慣れな地方ナンバーのみなさんのために、わかりやすい首都高のマニュアルが作れないだろうか?
また逆に、ふだん首都高を使っているドライバーさんにはマナーの向上を訴え、みんながスマートなドライバーになってもらえないだろうか?
注意や警告を並べ立てる「べからず集」ではなくて、こんなことをするといいよという「Tips集」。
そんな本にしたいなあ、というのがテーマです。
ということで赤坂にある博報堂さんの会議室にお邪魔しましたですよ。
ここは窓をのぞいた三方の壁がぜんぶホワイトボードになっている部屋で、なかなか面白かったですな。思いつきをドンドン壁に書き足していくのはラクガキしてるみたい。で、面積がとにかく広いから、消すことを考える必要がないんだな、コレが。
この日は3つの班がそれぞれアイディアを考えて、それぞれがプレゼンをしました。
A班は、巨大なスゴロク状の首都高マップをつけて、これを「本誌」と呼んじゃうというプラン。書籍部分はふろく扱いとして、スゴロクのそれぞれのマスの解説をのせていく、と。→TokyoSmartDriver-MTG #smartdriver on Twitpic
B班は、首都高いろはがるたをテーマに。現代の首都高のドライバーのゆずりあい精神の源流を、江戸時代にさかのぼって「江戸仕草」に見立てました。web連動企画として、スマートドライバーコンテストをするのはどうか、などなど盛りだくさん。→スマドラコンテストをやる #smartdriver on Twitpic
C班は「知ったかぶりの首都高スタイル」をテーマに。首都高初心者でもドライブデートが出来るような本を目指します。→知ったかぶりの首都高スタイル。 #smartdriver on Twitpic 別冊ふろくに首都高マップを提案。わかりにくい首都高を、目的地別に一直線の地図に整理した地図を提案しました。これ、海外ではよくある形式の地図なのだそうです。→TokyoSmartDriver-MTG #smartdriver on Twitpic
最後に、3名の編集者の方からコメントをいただきました。
「一般の方が首都高についてこんなに盛り上がっているのを見てビックリしました」
「まだまだ雑誌の編集としては甘いかな、と」
「首都高の美しい風景をグラビア写真でドーンと載せてみたいですね」
「『オバマさんが来日して首都高を走ると思うので、そこで無理矢理オバマさんにコメントをもらう』というA班のアイディアは面白いですね。で、そのコメントを本の帯にバーンと載せて、オバマがこう言った!みたいなのがあると、ウリになりますよね」
なるほどねー。
で、この首都高の本、現在進行形で企画会議中です。
この日のスマドラミーティングでどんなことが話し合われていたかは、twitterでつぶやかれています。→Twitter / Search - #smartdriver
それから、「こんなページがあると面白そう」という意見がある方は、twitterで#smartdriverをつけてつぶやいてみてください。
さらに、「面白そうだから参加したいぜー!」と言う人は、ぜひ次回のスマドラミーティングにお越しくださいね。