ーOOO-めくるめくハラマキ体験

 先日はじめてハラマキをしてみて、その暖かさに驚くとともにオッサン度が1上がったワタクシなのですが。
 そーいうわけで先日からハラマキを常時標準装備中なのであります。
 装着していれば常にハラがあたたかいかというと、意外にそうでもないのだった。
 電車の中ではポカポカしてるんだけど、ホームに出ると急におなかがヒヤッとする。
 夜道を歩いていると、おなかが冷えてくる。
 水を飲むと、おなかがキューッと冷たくなる。
 …どういうことだ、コレは?


 で、思った。
 コレは、単におなかが冷えてるワケじゃねぇぞ、と。
 電車の中のようにポカポカした空間では、ハラマキの効果でいつも以上に身体は暖かい。おなかだけでなく、ヒジやヒザまで汗ばむほどだ。
 それが、電車を降りると身体が冷えるワケだ。指先やつま先から冷たい血液が流れてきて、巡り巡っておなかを冷やす、と。
 夜道を歩いているときのおなかの冷えも同じこと。ハラマキのおかげで暖かいはずなのに、冷たい血が流れてきておなかを冷やしてしまう。
 もしもハラマキなしだったら全身が冷えているので、おなかが冷えてくることには気がつかないというか、冷えっぱなしだ。
 ハラマキのせいで、身体が冷えてくることに敏感になっているのだ。


 普通に水を飲むと、おなかの中から急に冷えてくるのが分かる。冷たさで自分の胃袋や内臓の形がわかるような感覚。
 コレはまずいと思ったので、そういうときはお湯を飲むことにした。
 身体を中から温めてやるのだ。
 電車のホームや夜道でおなかが冷えてきたときは、「いまこの瞬間自分の身体は冷えているんだなぁ」と気がつくことができる。で、ホットコーヒーでも飲もうかとか、手袋を用意しなくちゃなぁ、とか対策を考えることができる。
 ハラマキは自分の身体を暖めるだけじゃなくて、自分の身体の冷えに敏感になれるツールでもあるんだなぁ。
 ということで、今後もハラマキを上手に活用したい。


 …オイラのオッサン度がさらに1上がった!