ーOOO-わすれもの
そういうわけで絶賛ギックリ腰療養中のワタクシです。
少しでも曲げると痛いので、そうならないようにコルセットというか腰痛バンドでガッツリと腰をしめるわけです。腰痛持ちでないとわからない、腰痛バンドのありがたさ。
んが。腰を締め付けると言うことは、ハラを締め付けることに他ならないわけです。我慢しすぎると苦しい。
ということで、キツからずユルからずの絶妙な加減で、腰回りをコルセットで締め上げているというわけです。
こないだ会社の帰り道にビックカメラに寄り道して、ぷらぷらしてたですよ。
そしたら腰回りがなんだかユルい。
「ああ、コルセットの締め付けが弱いんだな、あとでキツく締めてなきゃ…」
と思いながらも、店内をぷらぷら。
そこから電車に乗って、何回か乗り換えて家に帰る。
地元の駅でトイレに行って、
「そうだ、コルセット締めなおさなきゃ…」
と思ったところで重大な事実に気がつく。
あ、コルセット、無い!?
コルセット、落として来ちゃった!?
電車の椅子に座って、ゆるんだ腰痛バンドに気がつかぬまま、席を立って帰って来ちゃったのかッ?
あんまり話をひっぱっても仕方がないのでオチから書くと、次の日会社に行ったらロッカーにコルセットが入ってました。
なーんだ、会社に忘れてたのか。ほっと一安心。
いやしかしね、「電車の中にコルセット忘れたッ?」という驚愕ったら無いね。「うわー、かっこわるい!」って感じ。
あんまりかっこ悪かったから、駅に「コルセットの忘れ物は届けられていませんか?」とか聞きに行くことができなかったもの。いや、この場合聞かなくて正解だったんだけどさ。
どこで落としたかわからなかったから,ホント不安だったよ。
「まさか、ビックカメラの店内でゆるんだコルセットをぶら下げながら、歩き回ってたとか?」とかね。想像すればするほど不安だったわー。
話はそれるけどさ、入れ歯やカツラを電車に忘れる人がいて,取りに来ないことがあるっていうじゃない?
あれってさぁ、自分でもカツラを電車に忘れたことはわかっているんだけど、それを取りに行って駅員さんに笑われるのがイヤすぎるからっていう理由で取りに行けない人、っていうのも結構いるんじゃないかなぁ。
そういう人のココロが、少しわかったワタクシでした。