ーOOO-3Dゲームを遊びに行ったら、DELLの超ド級ゲーミングPCにド肝を抜かれた…ッ!

 
 3D立体視の時代が来る来ると言い続けてきた当ブログではありますが、去年のこの記事とを今読むと「かなり内容が古い?」と感じてしまうほど、3Dの波は来ちゃってますな。
 3Dテレビのネタは家電芸人がさんざんネタにしまくってますし、PS3は3D化対応を発表してますし、なんといってもNintendo3DSの発表はインパクトがありましたね。
「そうはいっても、3Dのソフトって、まだあんまり発売されてないじゃん?」
と言う無かれ!
 PCゲームの世界では、すでに450本以上のソフトが3D立体視対応になってるんですよ。

 これは3D立体視対応のモニタ、メガネ、そしてグラフィックボードがあれば表示可能です。
 最新のゲームソフトのプログラムは、内部で3D空間をキチンと扱っています。そこでNVIDIAのドライバ側が3D立体視に対応してやることで、過去のゲームもすでに対応済みとなっているのです。
 NVIDIAさんによれば、2006年11月以降出荷のグラフィックチップを搭載したカードであれば3D立体視対応なんだとか。
 なんか、ちょっと3D立体視のゲームが身近に感じられませんか?

 3D立体視のゲームが手の届きそうな領域に入ってきた…ということで、実際に遊んでみるとどんな感じなのか? そこいらへん、体験してきたですよ。

 このイベントはAMNさんとNVIDIAさんとDELLさんのイベントだったわけなのですが、今回のイベントにDELLさんが用意したマシンがものすごかったんですよ、コレが!

 何しろ「宇宙最強のゲーミングPC」ですから!
 今回用意されたマシンの中で、最も最強のスペックを誇るのがコチラ。
 

 そのほかに、23インチの3D対応フルHD液晶モニターを3台装備。
 なんかもうスペックだけでも「ド級!」って感じがしますな! ちなみにお値段は約60万円、ディスプレイとハンドル型コントローラーを抜きにした本体だけの値段でも45万円くらいというお話。いやはや。
 「Alienware」というブランドなので、エイリアン(つーかグレイ)が商品のキャラクターで、本体の前面にキラッとしてますな。

 コイツをボチッと押すと…
 電動でシャッターが開いて、ドライブが出てきました!

 本体の内部を見たところ。
 なんと水冷マシン!
 それから本体に通電していない状態でパネルを開けても、乾電池で内部をライトアップするそうです。メンテナンス性が高いですな。

 本体の上部は、エイリアン的な凸凹ギザギザした造形になってます。
 で、本体内部の熱が上昇すると、この部分が自動的に開いて廃熱するようになっています。

 水冷マシンなのに、さらに廃熱について考えてある!
 ゲーマーだけじゃなくて、ヘビーにPCを使う人にはいいんじゃないかなぁ?
 超高機能なケースですなぁ


 電源入れた直後のBIOS画面が宇宙人!
 こだわりがスゴい…。アホだ(いい意味で)!

 本体の横にポンと置いてあった分厚いバインダ。
 なんだろう、と手に取ってみると…

 これが何と本体のマニュアル!
 多言語に対応しているので厚みがスゴい。

 最後のページにシステムディスクを収めてありました。

 このマシンを買うと、このでっかい段ボールに梱包した状態で配達されるそうです。
 運送屋さんが二人がかりで運ぶとか、家に入れようとしたら玄関から入らなかったとか、そんな話が。
 なんかもうスゴいです。

 このマシン、本体の宇宙人の目や本体内部、キーボードやマウスまでがLEDで光っているのですが。
 その光の色やパターンを自由に設定できるんだそうです。
 本体の内部は排気口やCPUクーラーなど各部分の色を変えられるそうです。


 3Dゲームで遊ぶつもりが、なんかこー、とにかくAlienwareの「濃さ」にヤラれてしまったワタクシだったのでした。
 ハイエンド構成のゲーム用PCを自作で組んだ場合、ワタシ程度の初心者だとパーツの相性問題とか怖いじゃないですか? あと、パーツをあちこちの店で買った場合、どのパーツが原因かわからない場合、修理をどこに持って行けばいいのか? とか、悩むじゃないですか。
 ところがこのAlienwareなら、そういう心配は一切無い。DELLのサポートや修理が受けられる。
 Alienwareはとがったマシンだけど、意外に手堅い買い物と言えるんじゃないでしょうか?
 もしも自分がハイエンド構成のPCを自作するなら、このマシンの価格をチェックしてみても面白いかなぁと感じました。まあ、なかなかそんな予算もチャンスもないのですが。