ーOOO-HP PCコレクション2010〜秋の大感謝祭〜

 
 先日ワタクシ、日本HPさんのタッチ&トライイベントに参加してきたですよ。
 いつもお世話になっているAMNさん経由でブロガーとして参加したワタクシなのですが、今回のイベントはHP製品の一般ユーザーさんがメインで招待された、とても大きなイベントでした。通常のPC系の発表会だとスーツを着た男性率が高いはずなのですが、このイベントは女性の参加者や親子連れでの参加が多かったのが印象的でした。
 この日のお昼からはHPさんの新製品発表会があったということで、マスコミ向けと同じ会場で発表されたばかりの新製品に直接触れることが出来ました。


 ところでみなさん、日本HPって知ってますか?
 HPの製品はネットブックとプリンター以外はあまり店頭には並んでなくて、ネット通販で買うことが多いのではないかと思うんですが。
 しかし、世界に目を向ければ「PC」「UNIXサーバー」「複合機」でシェアNo1なメーカーさんなのです。
 社内や店頭に在庫を置くことなく、通信販売をメインとして、お客様の注文に答えるオーダーメイドのスタイルをとっていることがHPの「安さ」と「顧客満足度」を満たすヒミツなんだと思うのですが。
 それゆえに、店頭には商品が並んでいなくて、日本では知名度が低いのです。
 そんな中で、すでにHPの製品を買ったことのあるユーザーさんを呼んで、「直接意見を聞く」とか、「もっとファンになってもらう」とか、そういう今回の試みって面白いですよね。



 HPの取締役からユーザーに向けたご挨拶、というところからイベントは始まったんですが。
 直後にTKOさんがステージに登場。ネタも炸裂しつつ、家電芸人的なムードでHPの製品紹介が行われました。


 HPのPCは、スペックを自由に決められるオーダーメイドモデルが主流です。
 この日はFF14が発売になったばかりと言うことで、軽々とFF14を動かすモデルが紹介されていました。Core i7 - 930、GeForce GTX460、メモリ12GBという店頭モデル。予価20万くらいらしいです。

 さっきのがいわゆるPCらしいPCだとすると、これはグッと親しみやすい商品。
 TouchSmartシリーズは、タッチパネルを採用したマシンです。

 カメラでPCにリアルタイムに画像を取り込み、それに指でラクガキを加えたり、あるいは動画にエフェクトをかけてユラユラさせたりすることが可能です。

 直感的に遊べるせいか、子供の食いつきがスゴく良くて、使いこなしてグイグイ画像をいたずらしてました。
 HPさん的にはハードウエア的にこれくらいのモノを製造・販売するコトは可能なんだけど、それをキチンと生かすOSがまだ無いという感じがもったいないなーと思いました。

 今回のラインナップでプッシュしたいのが、HPの新ノートブックPC"ENVY"シリーズです。



 ゲーミングPCのメーカーを買収して作ったブランドと言うことで、Core i7モデルを投入するなど性能面に問題は無し。
 音響面にもこだわりがあり、DSP搭載で重低音がズンズンくるそうです。

 そういう部分より、ワタクシ的には表面のラバーコーティングが気になるところ。
 すべらない、冷たくない、暖かみのある素材です。
 MacBookのアルミ素材とは別ベクトルですが、持って高級感を感じさせる仕上がりだと感じました。

 このほかにも、SweetとHPがコラボした企画「Super Fashion Blogger Award」の投票が行われていました。優勝した女の子は読者モデルとして誌面を飾ることになるんだとか。


 イベントの終わりに、日本HPの方々が「今回の試みは初めてだったので緊張したのですが、ユーザーの皆さんの顔を見て、やって良かったと感じました」とおっしゃっていたのが印象的でした。
 そうですよね。ワタシなんかでも、自分のお店に来たお客さんが団子を美味しそうに食べてると、ウキウキしちゃいますもん。HPの皆さんも、ちょっとそれに近い感覚を味わったのではないでしょうか。
 今回の「秋の大感謝祭」はユーザーの私たちにも「みのり」が感じられましたが、開催したHPのみなさんにも大きな「みのり」があったようです。