ーOOO-androidとかにタッチしまくり!…ドコモ2010冬春モデルの新製品内覧会

 
 さてさてワタクシ、ドコモ2010冬春モデルの内覧会に行ってきたですよ。今回もいつもお世話になってるAMNさんのイベントとして、ブロガー枠で参加しました。
 ちなみにこのイベントは、ドコモのプレミアクラブのプレステージ会員…要するに、長期使用者か、あるいはヘビーユーザーなら参加可能でした。参加資格のあるドコモユーザーなら、ケータイ宛に直接メッセージが届いています。


 で、今回はandroidまわりの話を。
 
 会場の一番人気はREGZA Phone T-01C。Android2.1、おサイフケータイ対応、ワンセグ、防水とてんこ盛りの端末で、人気も当然かと。


 逆に、シャープのAndroid端末 LYNX3D SH-03C は、そこまでの人気はありませんでした。REGZA Phoneと同等同等な端末のハズなのに、「3D」を足しちゃったばかりにイロモノ感が出てしまったのかなーという感じ。

 もっとも、auIS03とほぼ同じ端末なので、興味がある人は量販店の店頭ですでに触りまくっているのかも。
 LYNX3Dは横倒しにすると3D表示に切り替わるんですが、裸眼立体視はけっこう飛び出てきて面白い感じ。コレを生かしたソフトが出てくるのかどうかが「?」なワケですが、我こそはという若き技術者よ! チャレンジせよ!
 縦持ちにした時には3D感はなくなるんだけど、キチンと800ドット分の仕事をするというか、画像がクッキリ見えて良かったです。ひょっとしてこの液晶の特性は、Nintendo3DSでも同じなのかな?


 発売されたばかりのGalaxy Sは大人気で、Galaxy Tabは予約が始まったばかりということで、この2機種も注目度が高かったですね。
 写真は、Galaxy Tabを使ったドコモの電子書籍配信サービス。

-村上龍 歌うクジラ on WEB
 この村上龍の小説「歌うクジラ」電子版では、坂本龍一の音楽と篠原潤の挿絵がついています。


 このように「小説も音楽も」というマルチメディア的な書籍というのは珍しく、電子書籍はどのようなフォーマットであるべきか、まだまだ模索中のようです。それはたとえば、

  • 文字の拡大縮小を可能にした場合、ページの左右の文字の折り返しをどう処理するか?
  • ページめくりは、めくったような感じがする方がいいのか?下にスクロールさせてもいいのか?

といった部分です。
 個人的に思うのは、そういった部分より、現状では書籍のラインナップがコンビニ以下…というかキオスク以下なので、もうちょっと拡充して欲しいところ。
 Yahooニュースなどに記事を配信している雑誌がすでにあるのだから(このへんとか)(このへんとか)、こういった進んだ取り組みをしている雑誌にどんどん声をかけて、電子書籍の店先をにぎやかにしてもらいたいところです。


 LGのandroid端末 Optimus chat L-04C は、個人的には要注目な端末でした。

 CPUが600Mhz、画面が480×320ドットということで性能面では見劣りがするのですが、スライド式キーボード搭載です。

 打ってみるとそこそこイケてる感じだし、ちょっといいかなーと思うんですが。個人的にはおサイフケータイが手放せないので、それを搭載してない端末は魅力が無いですね。

 イベントで他のスカスカ動くandroid端末を触った後にコレをさわると「ちょっと遅いなー…」と思えるので、この機種はそこらへん損してます。


 で、ドコモのandroid関連ということでいえば、今回はXperiaソニーがブースを出していなかったのが気になるところです。
 何も作ってないわけではないんだろうけど。
 噂はチラチラ聞こえてくるんだけど。
 SO902iという古いソニーの携帯を使っているワタシとしては、そのへん期待大というところです。

イベント雑感

 androidまわりの話はここまでということで、以下イベントそれ自体の雑感ということで。


 ドコモさんが長期使用者あるいはヘビーユーザー向けに、新製品の内覧会を行う試みは、ワタシの知る限り2回目です。今年の春に開催されてました。
 ドコモがファン向けにこういうイベントを行うことを、高く評価したいです。
 雑誌やネットの記事で読むのと、実際の製品に触るのは大きく違うものです。それから、ブースにいるのは開発チームの担当者さんであることが多いというのもポイントです。発売前の機種にアレコレ意見できるチャンスなので、欲しい機種があったらぜひ見に行くことをオススメします。


 今回のイベントにはたくさんの来場者があり、長い行列が出来ていました。しかし、ただ並ばせておいたのではお客様は退屈ですし、なーんかもったいないです。
 で、思ったのですが、入場待ちのお客様の前にモニターを設置して場内のステージの様子を中継してみてはどうでしょうか?
 ステージでは各メーカーの開発者によるプレゼンテーションが行われていますし、空き時間には各メーカーの新機種紹介VTRが流されています。その素材を、そのまま会場入り口のお客様に見せればよいのです。
 もう一歩進めて、ステージの様子をUSTREAMで流してみてはどうでしょうか?


 単に新製品の発表だけのイベントではなくて、ついでに何かやってみたらどうでしょうか?
 たとえば、CEATECで展示していた未来の技術デモを展示してみるとか。CEATECでのドコモブースは長蛇の列だったので、ここに持ってきてもウケるのではないかなーと思いました。