ーOOO-もしワタシが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を映画化するなら
AKB48の総選挙も終わったところではありますが、「もしドラ」の映画のスタートダッシュがちょっと息切れ気味らしいと聞いて、心を痛めているワタクシなのです。
この作品では、せっかくAKB48を起用できたというのに、前田敦子と峯岸みなみの二人しか使わなかった…ということで、ちょっともったいない感じがしますよね。
この場合、なるべくたくさんのAKB48メンバーを登場させて、さらに多くのAKB48ファンの動員を狙いたいところです。
つまり、もっと女子が多く登場できるようなストーリーに改編する必要がある。
ならば、映画の舞台を「野球部」ではなくて、「女子ソフトボール部」に直してしまえばよいのだッ! 自分のチームだけでなく、相手チームも当然女子ソフトボールということになるので、登場する女性の人数はグッと多くなる。おお、コレだッ!
で、この場合、「もし高校野球の…」から離れて、「もし女子ソフトボール部の…」となるわけだから、ストーリーは原作から離れちゃっていいのです。せっかくだから、ついでに舞台を女子校に直してしまえば、さらに女子の登場人数が増えまくり。うーん、すばらしい。
こうなると、映画で行われる試合のシーンはAKBメンバー勢揃いの豪華なものになるでしょう。その撮影現場は、ファンならずとも見てみたい。
なので、試合のシーンの撮影は、入場チケットを売ってお客さんを入れちゃえばいいのです。
ふつうの映画の場合なら、観客をエキストラで呼ぶためにギャラを出したり、あるいはボランティア参加で来てもらったとしてもロケ弁を出したりしなくちゃならないワケですが。
しかしこの場合、エキストラの皆さんは喜んでお金を払ってくれる!ということで、うっかり映画の制作費が回収できちゃったりするわけです。
で、エキストラを大量に動員すると、
「あの映画にオレが出た!」
ということで、自分で切符を買って映画を見に来たり、あるいは家族や友人を伴って映画を見に来てくれるわけで、そこいらへんもウマーなワケです。
さらにDVD化のあかつきには、記念にDVDを買う人も増えるわけで、ますますウマーなワケなのです。
あ、AKB48全員参加の映画だったら、DVD発売時に限定パッケージ全48パターン+シークレット、みたいなのが作れちゃいますな。全部集めるとさらに何かが…、みたいな?
この映画における顧客の定義を「AKBファン」ではなくて「映画制作会社」「事務所」と捉えて真摯に考えぬいたなら、こうなるのだっ!
っつーことでどうでしょう、「もしドラ」の映画のパート2をやるなら、「もし女子ソフトボール部の…」ですよッ!
とはいえ、パート2を撮るためには、今公開中の「もしドラ」が大ヒットしなくちゃダメなワケなのですが…。
なのでそのうち「もしドラ」の映画を見に行こうかなーと思っているワタクシなのでした。