ーOOO-PentaxQを使うための3冊
というわけで張り切って使っているPentaxQなのですが、なにしろ機能がボーダイ。チッコいワリに中身は本気なので、初めてデジタル一眼を買ったワタシなんぞには使いこなせないのであります。
しかし、それなりに使いこなしてあげないと真の実力を引き出すことは出来ない…ッ!
ということで、まずはユーザーマニュアルを読んでやることが大事なのであります。
ほうほう、こんな機能も。あんな機能も。
と、そのとき!
突然ワタシの病気の発作が起こります。
長年にわたり、オイラを苦しめてきたあの病気の発作が、まさか…ッ!
なぜ、こんなときにオレを…ッ。
…バタリ。
マニュアルを床に落として眠りこけるオレ。
そう、オレを苦しめる病気とは…
「教科書を読んでいると、眠くなってしまう病」だッ!
こら、そこ、笑わない!
マジで困ってるんですから、いやマジで。
いやーしかし、ユーザーマニュアルも、マジメに読み込むと眠くなりますね…いやはやなんとも。
コレはマニュアルの文体が硬いのが良くないのかも? と、自分のことを棚に上げてマニュアルのせいにして、副読本を2冊買ってきました。
まずは右端のおっきいヤツ。日本カメラの「ペンタックスQ WORLD」です。
コレは冒頭にプロカメラマンによる写真作例が。
作例写真をいろいろ見ると、どれも白っぽくってフワッとした感じに仕上がってます。うーむ。やっぱりQは、こんなカメラなのかな。味のある写真なのは間違いないので、こういう雰囲気を生かして写真を撮っていくべきなんでしょうな。
そして中段にペンタックスQの使い方一覧が操作画面付きで。
後ろ半分はペンタックスQに使う周辺機器やグッズの紹介が載っています。たぶんココがメインなんじゃないかなぁ。
使いこなしうんぬんじゃなくて、「ペンタックスQを使ってこんなことをしてみよう!」という、物欲刺激系の紹介本なんですな。
Qを買う前の人が読めばQが欲しくなると思う。
Qを買った人が読めば、「こんなバックにしまってみたい!」とか、「レンズアダプターでいろんなレンズを交換してみたい!」とか、なんか小物がそろえたくなる。
実際、読んでるとあれこれグッズが欲しくなってくる…ふむふむ。そういう意味では、読んでて楽しい本なのです。
そして、インプレスの「PENTAX Q クイックハンドブック」。
副題が「写真を楽しむ、うまくなる!」「写真が変わるプロのノウハウ105 全掲載!」
コレ、なんだか買っただけでも写真が上手くなれそうな、御利益がありそうですぞ! プラシーボ効果でもいいじゃないか!
そして、実際に中身も盛りだくさんなのであります。
なになに、いっかいシャッターを切るだけで、適正露出と暗めと明るめの3通りの写真を撮影するオートブラケットモードがある! なるほどなるほど。
なになに、クロスプロセスモードで連写をすると、1枚1枚違う色の仕上がりに! ふむふむ。
操作マニュアルをかみ砕いた部分と、それを実践的に使う方法と、プロカメラマンによる写真の撮り方コラムも載っているので、マニュアルを通読するよりも効き目がありそうです。
と、そのとき!
またしても、突然ワタシの病気の発作が…ッ!
なぜ、こんなときにオレを…ッ。
マジメな一冊なので勉強になる代わりに、通読すると眠気が襲ってくる一冊でもあります。
でも、持って歩くなら操作マニュアルよりコレの方がいいかなぁ。
んで、ワタシの思ったこと。
カメラのうまい、へたというのは、上手い写真というのはセンスだから撮ろうと思ってもなかなかマネできないんだけど、ダメなモノはパッと見てダメだよね。やっぱ。
で、まずは基本的な操作ができるようになるのが第一で。ダメな写真が…手ブレとか、ピンボケとか、そういうのがなくなって、はじめて「うまい写真」を目指せるわけで。
ぽつぽつと基本的な操作に慣れて、まずはダメな写真を減らしていきたいなーと思うワタクシなのでした。