ーOOO-おでかけサイコロから目がはなせない件について

 お昼休みはうきうきウォッチング。ということで笑っていいとも大好きッ子でタモリッ子のワタクシなのだが。
 じつは今、いいともが終わった後の、ごきげんようのアタマの部分から目がはなせない。
 夏休みに入ってからのごきげんようは、番組アタマで「おでかけサイコロトーク」というミニコーナーがはじまっている。
 このコーナーは小堺一機さんが例のサイコロを持ってスタジオを飛び出し、街角でシロートさんにサイコロを振ってもらうという企画だ。
 出てくるシロートさんがすごく面白いし、ソレをその場でフォローして笑いを膨らませていく小堺さんの手つきも大変に見事なものだ。


 実は、このおでかけサイコロの撮影を、街でぐうぜん見かけたことのあるワタクシですが。面白かったので遠くからしばらく見ていたワタクシなのですが。
 アレね、ガチなのね。
 シロート風の仕込みのヒトに台本しゃべらせて…っつーんじゃなくて、マジでガチなのね。
 で、そのときの収録が実際に放送されると、見事に切り詰められて面白い部分がギュッと濃縮されて出てくるんですな。
 たくさんのひとにサイコロを振ってもらうから、もちろん放送されないヒトも出てくるんだけど。でもカメラの前で小堺さんは、つねに全員のトークから笑いを引き出そう引き出そうとしていて。イヤもうスゴい。


 あと、サイコロを振るシロートさんに、小堺さんが常にあたたかい感じで接しているのがスゴい好きなんですよね。
 なんつーか、芸人さんによっては、面白くするためにシロートさんの顔に泥を塗るような言葉を投げつけて笑いを取るヒトとかいるじゃないですか?
 小堺さんはそーいうコトは、しない。すごい柔らかい角度からツッコミを入れて、どんどんシロートさんをノセていく。その手つきがすごく安心してみていられる。


 それから、たとえば3人くらいにインタビューしたとして、1人の子がスゴく面白いことを言ったとするじゃないですか?
 そういうときには、フツーの番組なら面白い一人のコメントだけ使うんだけど。小堺さんとごきげんようのスタッフは、なるべくそういうことをしないようにしているみたい。
 そこいらへんも、見ていてすごく安心できる部分です。


 長く書いちゃったのですが、ホンの1〜2分のコーナーなので、百聞は一見にしかず!ということで、ぜひご覧くだされ。
 録画して見るほどのコーナーじゃないけれど、いまテレビで一番楽しみなコーナーかもしれないなぁ。
 このおでかけサイコロ、「夏休み企画」ということらしいのでもうすぐ終わっちゃうかもしれないのだ。
 んでこの「いつ終わっちゃうかわかんない感」が、「いま、目がはなせない!」という感じにつながっているのだった。